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隼side


〜♪♪



グループLINEにメッセージが届いた

今は……僕しか気付いてないかな？



開くと相手はマネさんで



マネリハ中にごめん。亜嵐…ついに食べられなくなりました。ご飯もお粥なのにすぐ戻しちゃいます。一応報告しときます。



え？

ご飯…食べれないの？




隼「ねっ、ねぇ！みんな！」

メン「どうした？はやと」

隼「グループLINE…見て」



みんなそれぞれ自分の鞄からスマホを取り出して見た



龍友「はぁっ…嘘やろ…」

涼太「栄養の点滴になるのかな…」



〜♪♪



マネ今みんな見てるね。あと1つ言っておくね。亜嵐は最近呼吸状態がずっと悪い。心臓の動きも悪くて、昨日は不整脈で意識も無くなった。



玲於「やばい…んじゃない…これ……」

龍友「あんな…昨日の夜亜嵐くんに呼ばれて夜行ったんよ。なんかな…精神状態も危険やった。悪夢見て毎回うなされとるんじゃないかな。」

裕太「体持たへんやろ…」



一気に暗くなったリハ室

もうすぐ会場でのリハも始まる

そしたらもっと会えなくなる


ちゃんと会って話せたのはいつ？

リハに集中しすぎて分からなくなっていた




隼「会場でのリハ始まる前にまた会いたい…」

玲於「ぅん…。ねぇ…ビデオ通話しない？」

龍友「それいいかもな！」

メン「リハの様子をずっと見せてあげるとか？」

隼「いい！それいい！」



それから先生と、マネさんに連絡をとって亜嵐くんの病室と繋げてくれるよう頼んだ


亜嵐くんも看護師さんに許可貰えたらしくて、いいとの情報が入った



ﾌﾟﾙﾙﾙﾙ…ﾌﾟﾙﾙﾙﾙ…



マネ『おっと…ここで見えるかな…？亜嵐、メンバーのみんないるよ！』



画面の向こうに亜嵐くんが映し出された

でも僕の知ってる亜嵐くんじゃなくて、すごく痩せて青白い顔の亜嵐くんがそこにはいた



隼「ぁ…亜嵐くん！」

亜嵐『はぁっ…はやと…ふふっ』

龍友「元気か？今日からリハの様子こうやって繋げとくからな！」

玲於「なにか意見あったらちょうだいよ！」

亜嵐『わか…た、はぁっ…』




少しの会話でも呼吸が乱れる亜嵐くん

早く傍に行ってあげたい

そんな気持ちを抑えてリハは再スタートした

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