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マネside


お昼になるまでぼーっとしていたら先生が入ってきて話があると言い出した



マネ「あの…話って…」

医師「今の白濱さんの体調や心臓の動きから言って大変言いづらいのですが…。また下剤をやらなければならないんです…」

マネ「え?!またですか？」

医師「この前より軽く済ませたいので、1週間経たずにやろうと思っています。ですが、前と同様酷い腹痛は起こると思います。」


先生は亜嵐にも伝えてからやった方がいいと言われたが、言えない

あんなに弱ってる亜嵐にまた地獄を伝えるなんて…

伝えなくて苦しむ亜嵐を見るのも辛いけど…



マネ「わかりました…。お願いします…」

医師「それでは昼食後に点滴ととも投与しますね。」



病室に戻れば、亜嵐が僕を見て



亜嵐「なんて…言ってた…？」



なんて弱々しく聞いてきて……



マネ「ちょっと心臓が苦しいって言うこと増えちゃうって言ってた…」

亜嵐「そっか…はぁっ…」



天井を見上げて、苦しそうな呼吸を繰り返してる亜嵐

ごめんね……ｯ



それから昼を食べたんだけど、やっぱり全く食べなくて…

でも下剤は変わらなくて。




医師「点滴しますね〜、」



そう言いながら刺した点滴の途中の管から下剤を注射してる先生



医師「1時間くらいで替えてあげて」

看護師「はい」



亜嵐はなんの点滴だかわかってないから、静かに僕を見て不安そうに瞳を揺らした



マネ「大丈夫だよ…」

亜嵐「ぅん…」



根拠の無い大丈夫という言葉を言うしか無かった



それから少しして、



亜嵐「はぁっ…はぁっ、マ…ネ…ｯ…」

マネ「亜嵐…。痛いね…」

亜嵐「はぁっ…はぁっ…な…んで…ｯ…」

マネ「大丈夫大丈夫…。我慢しなくていいよ」



ギュルギュルいってる亜嵐のお腹をさすれば、下る音と共に出た音もした



亜嵐「はぁっ…ｯんﾞんっ…」



ぎゅっと閉じられた目の端から滲み出てくる涙を拭って、ひたすらさすることしか出来ない

なぜお腹が痛くなるのか

疑問を持ちながら苦しむ亜嵐




それから治まったのは先生が言っていた1時間後だった




亜嵐「はっ、、はぁっ…はぁっ…はぁっ…」

マネ「亜嵐…お疲れ様…」



目を瞑って半分夢の中の亜嵐に声をかけた

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