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マネside

メンバーが帰って今は21時45分

熱はかろうかな…

ﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟ…

マネ「38度5分…」

相変わらず熱は下がるどころか上がった

看護師さんをコールで呼ぶと点滴を持って入ってきて、また昼間と同様点滴をつけて出ていった

解熱剤と、水分…

2本か……

亜嵐「ん、…けほっ…はぁっ…」

マネ「冷えピタ変えよっか。」

亜嵐の額からカピカピの冷えピタを剥がして、新しいのを貼る

布団をかけ直して、窓の鍵を確認してカーテンを閉める

電気を落として、帰ろうとした時…

部屋がピカピカ赤く光った

一瞬何が起こったかわからなくて、固まった

次に聞こえてきた音で一気に血の気が引いて、急いでナースコールを連打

マネ「亜嵐！亜嵐！わかる?!」

亜嵐「ぁ、…、、はっ、、んぅっ…ひゅぅ、」

胸を抑えて苦しそうに呼吸する亜嵐

ピーピー音を立てて赤く点滅する機械

亜嵐「はぅ、ｯ…、、ぁ、…、、かｯ…、、」

亜嵐の呼吸がだんだん弱くなって意識を失った

ガラガラ…

医師「白濱さん！心電図測り直して！」

看護師「心拍、血圧下がってます！」

医師「薬剤投与して、」

看護師「はい！」

先生と看護師さん2人が勢いよく入ってきて処置が始まった

心電図を計られ、注射で何かを打って、手動の酸素マスクで酸素投与

青白い顔でぐったりして動かない亜嵐

少しすると赤い点滅が消えいつも通りの規則正しい音に戻った

なんだったの……

医師「マネージャーさんですね？」

マネ「は…はい」

医師「白濱さんは落ち着きました。今心臓発作を白濱さんは起こしていました。急激に心臓の動きが弱くなり、酸素が送れない状態に陥りました。白濱さんの場合就寝時の呼吸困難も合わさったため、急激に悪化したと思われます…」

マネ「ぁ、…ぇ…心臓…発作……」

医師「はい、」

そこから、色々話されたけど、理解が出来なかった

今目の前で起きたことが急すぎて

今はベットで落ち着きを取り戻した亜嵐は眠ってる

酸素マスクを付けてまだ苦しそうだけど…

マネ「亜嵐…、、」

なんか…亜嵐が消えてしまいそうで…

細く小さくなった手を握った

この発作が、全てを物語ってたんだね…

亜嵐の心臓は限界を迎えてて…

この日から目を背けたくなる残酷な世界が幕を開けた