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涼太side


リハ中歌ってて違和感を感じた

隼のダンスに力が入ってない

ほわほわしてて、危なっかしい


まだステージも完全に完成してないこともあって、危険な部分も沢山あった

それを事前に説明受けてたんだけど、その時も上の空だった


そう思ってた時、隼の足が溝にハマって変な感じでグネって曲がった



駆け寄れば、腫れ上がってて……

嫌なことしか浮かばなくて…


今は病院に行ってるけど不安しかない

みんなも浮かない表情で踊ってる



ガチャ



扉が開く音がして目を向けると、松葉杖をついた隼の姿

瞬時に理解した

折れてたんだ…って



玲於「はやと！」

龍友「…折れてたん？」

隼「…ヒビ…入っちゃった、、」

メン「…じゃあ…LIVEは」

隼「出るよ！…出る…」



メンさんの言葉を遮ってそう言った隼

みんな黙り込んでる



隼「ごめんなさい……、、頑張るからｯ…」

涼太「踊れるの？」

隼「本番は痛み止めを打って…やる…。亜嵐くんのｯ…為にも…成功させたいからｯ…」

裕太「そうやな…。でもそんな簡単なことやないで？痛みもいつどうやって強なるかも分からんし」



そうだよね。

痛み止めを打ったからって痛みがゼロになる訳じゃない

多少の痛みはこらえなければならない

でも…

今目の前で俯いている隼の手はプルプル震えてて



怖いよね…

自分のせいでって…

少しは思ってるはず



涼太「やろう…。ね？」

龍友「そうやな…。サポートするから。」

玲於「はぁっ…頑張ろ」

隼「…ｯん、ぐすっ…」

メン「今は痛み止め打ってる？」

隼「…(コク)」



ならもう痛みが麻痺してくるはず



数分後リハ着にまた着替えて戻ってきた隼

その足には頑丈にテーピングされてて、その上からサポーターがはめられていた



スタッフ「それでは再開します！」

全員「お願いします！」



隼をチラチラ気にしてみれば、ほんとに折れてるの？

っていうくらい、ハキハキと踊ってて。

その目はすごく真剣で。



改めてこのLIVEにかける隼の思いが伝わってきた








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作者のこもりんです！

皆さんいつも読んでくださりありがとうございます！

なんと……、、


赤星頂きました！


初めての事で凄く嬉しいです！
みなさんのおかげです！
ありがとうございます！


これからも更新頑張っていきますので、よろしくお願いします！




こもりん

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