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龍友side



夏喜「…ッ…すいません」

龍友「ええよ。どうしたん?」



背中をさすりながらもう一度聞くと静かに話し始めた



夏喜「久しぶりに…亜嵐さんに会えてすごく嬉しかったんですけど…ッ…。凄い痩せてて、息苦しそうで…顔色も悪くて…」

龍友「おん……」

夏喜「なんか…ッ…怖くて…」



そうだよな…

ファンタはどのグループよりも死の恐怖が大きいと思ってる

どうにも出来ない悲しみと恐怖がわいたんよな…



夏喜「亜嵐くん…もう…長くないんですか?」



急に堀夏がそう聞いてきた



龍友「はぁっ…長くないんやって…。亜嵐くんには伝えとらんけど、1週間持つか持たないかも分からんらしい…」

夏喜「……ッぐすっ…ぃやだよ…」

龍友「そうだよな…僕らも嫌やねん。けどな…そんなに悲しんじゃ亜嵐くん、辛いと思うねん。」

夏喜「ぇ…?」

龍友「最後くらい…笑顔で楽しい日々送らせてやりたいんよ…。LIVEのリハで全然会えんけど、ビデオ通話したり今日みたいに集まったりな…。すごい楽しそうなんよ…亜嵐くん。」



危険な状態なのには変わりないけど、笑顔が今日は溢れていた

声出して笑ったり、メンバーをいじったり…

久しぶりに見た笑顔はすごく輝いてたねん



龍友「だから…堀夏も笑ってや。辛いのは分かる…。泣きたくなる。でもこれが現実なんよ…。分かってや?」

夏喜「…はいッ…」

龍友「ん、ほら、涙拭いてや?」

夏喜「ありがとうございますっ」



僕が渡したタオルでゴシゴシ顔を拭く姿を見てやっぱり年下なんやなって。

かわいいなって思ったわ、



亜嵐くんはこんな後輩に思われてんやで?

それだけ良い人ってことやんな…



龍友「ほな、行こか、」

夏喜「はい、」



病室に続く廊下を歩いて、角を曲がった時亜嵐くんの病室に看護師さんが入っていくのが見えた


ん?


時間的にまだ点滴が終わる時間でも無いよな?




夏喜「何か…あったんですかね…ッ」



隣でまた少し震えた声でそう言った堀夏

嘘やろ…ッ




龍友「ぃ、行くで!」

夏喜「はい!」



僕達は病室に急いで走って向かった

近付くにつれ、ざわめきが聞こえてくる


何があったん…



半開きになっていたドアを思いっきり開けて中に入った

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設定タグ:GENERATIONS , 白濱亜嵐 , 病系   
作品ジャンル:泣ける話
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こもりん??(プロフ) - 8413さん» 了解です!書いてみます! (2020年5月23日 7時) (レス) id: 751c27b14f (このIDを非表示/違反報告)
8413(プロフ) - 嘔吐系の表現もう少しみたいです( .. ) (2020年5月23日 1時) (レス) id: 1779e1b749 (このIDを非表示/違反報告)
えま - ありがとうございます (2020年5月20日 9時) (レス) id: fd5199fc3e (このIDを非表示/違反報告)
こもりん??(プロフ) - えまさん» 了解です!書いてみますね! (2020年5月20日 8時) (レス) id: 751c27b14f (このIDを非表示/違反報告)
えま - tribeメンバーもたくさんお見舞いにきてほしいです (2020年5月20日 7時) (レス) id: fd5199fc3e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:こもりん | 作成日時:2020年5月4日 17時

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