希望をもって (ページ41)

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龍友side

隼以外でこれからの事を話そうとしてた時、HIROさんが入ってきた。

Ｈ「おはよう！ねぇ、急なんだけどさ、GENE達で旅行行ってきなよ！3泊4日で！」

G「えぇ?!」

龍友「旅行って……」

Ｈ「隼も治療頑張ってるし、みんなも頑張ってるから休んできたらどうかなって思ったんだけど…」

玲於「 ……行きたいです！」

Ｈ「よし！決まりだな！隼にも伝えといて！日にちは、１週間後の6月12日ね！」

龍友「隼の誕生日の前の日やん！」

涼太「ありがとうございます！」

Ｈ「楽しんできてね！」

G「はいっ！」

その後隼に電話した。

あ！出た！

龍友「おう！隼、今日HIROさんから提案されたんやけど、GENE全員で旅行行かへんかって」

隼「え?!旅行?!」

龍友「なんでそんな驚くん笑、そう！旅行！」

隼「でも…いたら迷惑かけるよ？」

そんなん気にしてんのか…

龍友「そんなもん気にせんでええねん！ほな行く方向で言っとくで？」

隼「う、うん……」

龍友「ほな！また後でな！」

メ「どうだった？」

龍友「なんか…あまりいい反応ではなかったな、迷惑かけるだなんだって、」

裕太「そんなん気にせんでいいのにな、」

玲於「隼……変わったよね…。暗くなったし、自分をよく責めるようになっちゃった。」

龍友「抱え込んでるもん、軽くしてやりたいよな…。少しでも楽しませてやりたい！」

亜嵐「それいいね！ゆっくり過ごしたいよね、隼に負担かけないように、」

龍友「そうしよ！」

G「うん！」

そして俺達は、くつろげると話題の旅館を手配して貰えるようHIROさんに頼んだら、快くＯＫしてくれた

しっかり病院の場所も調べてくれて、できるだけ近いところにしてくれた。

HIROさんはほんとにいい人すぎて、みんな頭が上がらない思いだった…