希望をもって (ページ39)

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亜嵐side

？「ゲホッゲホッ…っはぁ……ゲホゲホゲホッｳｪｯ……ﾋｭ…ゲホッゲホッ…ﾋｭ…ｵｴｯ…ｶﾊｯ…ﾋｭゲホッ」

……ん？
俺は誰かが咳き込む音で目が覚めた。
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はっ！はやとっ！

隼「ｳｪｯ……ｹﾞｪｯ……ケホッケホッ…ﾋｭ……ゲホッゲホッ…ﾋｭ……っはぁ……ﾋｭ……っはぁ」

やばい！あれ？酸素マスクは？

亜嵐「 …隼！…酸素マスクどこ！……」

コードを目で追ったら布団の中に続いてる。

バッ…

めくってびっくりした。
隼…血吐いてるじゃん…

一瞬固まったけど、そんな暇はない！

お願いだから、落ち着いて！

呼吸乱れまくってる隼
多分俺が言ったこと聞こえてない
意識が朦朧としてきてる

隼「はっ…はっ…はぁ…ﾋｭ…ケホッケホッｳｴｯ…」

酸素マスクを当ててあげてたら、また嘔吐

亜嵐「はやとっ！聞こえる？はやと？」

呼びかけにも反応しなくなってしまった。

やばい。

俺はナースコールを押した。

看「はい！どうされましたか？」

亜嵐「はやとがっ…吐血して呼吸困難になりました！」

看「今向かいますのでお待ち下さい！」

ガラガラｯ

医「失礼致します！…小森さ～ん、分かりますか？聞こえてたら手を握ってください！」

手を握らない隼…
焦点も合わず、呼吸も弱くなってきている。

医「点滴して、酸素上げてみよう。それで、解熱剤も投与する。」

看護師に沢山指示を出し、バタバタと色々なものが運び込まれてきた。

隼はもう意識がない、

先生が点滴を入れて、解熱剤も投与してくれた。

医「白濱さん、小森さんは胃腸炎の治療のため、薬を止めてましたよね？そのせいで、進行が進んでいると考えられます。薬はあれ以上強いものは出せません。副作用きついですが、使い続けていただくしか今の所、進行を抑える手段がありません。」

亜嵐「分かりました。ありがとうございます……」

ガラガラ…パタン

亜嵐「隼…」

酸素マスクが定期的に曇る。
生きてるんだと実感した。

気づかなかったが、熱もすごく高かった。

亜嵐「ごめんね……はやと…。」

俺は強く隼の手を握った。

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数日後、隼は退院した。

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だんだん話を書くのが難しくなってきました…
やばいです……

でも頑張ります！