希望をもって (ページ36)

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涼太side

隼が副作用が原因で楽屋で気を失ってから5日過ぎた。

今日は、会議

ガチャ

涼太「おはようございま～す」

龍友「はよー！」

亜嵐「おはよう！」

あ！
隼居るー！
嬉しいなぁ～久しぶり！

涼太「隼？おはよう！」

隼「……。」

あれ？
机に伏せたまま…

周りを見回すと、亜嵐くんとか、龍友くんもハテナが浮かんでる顔…

聞こえてないのかな？

涼太「はーやと！おはよぉ！」

隼「 ……あっ…おはよぉ……」

なんかほわほわしてない？

でも薬入れてないから副作用出ないはずだよね？

んんー？

亜嵐「隼？大丈夫？」

龍友「さっきから、ため息結構ついとるよな…。具合悪いんちゃう？」

隼「大丈夫…。ちょっと飲み物買ってくる……」

亜嵐「あ…。付いてこうか？」

隼「 …はぁ…っ大丈夫…。ありがとう…っ……。」

涼太「 ……。」

ガチャ

ドンッ！

玲於「おぉ！ごめん、隼！」

隼「あっ…ごめ……ｳｯ…」

玲於「隼?!」

涼太「はい！袋！」

隼「おえっ…はぁ…はぁ…ｹﾞｪｯ……はぁ…っ……」

龍友「気持ち悪かったんか…」

ちょっと手に戻しちゃってるのを拭いてあげる。

涼太「これなんの症状？」

亜嵐「分からない……。病院予約してくる！」

裕太「おはよ……。おぉ…医務室行ってくるわ！」

メ「俺マネに言ってくるね！」

一気に緊迫した空気が流れる。
背中をさすると、また激しく波打ち始め…

隼「はぁ…はぁ……ｳｯはぁっ…ゲホッゲホッゲホッ…はぁっ…はぁ…ぉええっｹﾞﾎﾞｯ……」

玲於「これ…なんかウイルス系？吐く量尋常じゃないけど…」

龍友「これは、やばそうやな。」

みんな焦り出してる。
俺も微かに震えてる。
隼に何かあったら…
悪い方にしか考えられない。

亜嵐「予約取れた！今から行くよ！…隼？立てる？」

隼「はぁっ…ケホッケホッ…っはぁ……はぁ…」

龍友「無理そうやな…。肩にタオル置いてくれへん？おんぶしてマネの車まで行くわ、」

玲於「はい！置いた！」

フラフラな隼が龍友くんに運ばれて行った。

玲於「涼太くん、俺達も病院行こう？」

涼太「うん、行こ」

そして病院へ向かった。