希望をもって (ページ14)

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亜嵐side

はぁっはぁっ着いた……

合鍵で鍵開けて突入！

寝室だよな、

ガチャｯ！

「隼!!大丈夫……おいっ！」

隼はベットの上で血を吐いていた。

隼「ゲホッゲホッｳｪｯ……ｯケホッ」

やばい、
結構吐いちゃってる…

袋とタオル持って再登場

「隼～？分かる？亜嵐だよ！分かる？」

隼「はぁはぁっ…はぁっ…ケホッ…はぁっ…」

目の焦点が合わない

ほっぺをペちペち叩いてみる

「は～やと！こっちみて！」

あ、焦点があった

隼「はぁはぁはぁっ…あ……らん…くん…ケホッ」

「そう！亜嵐！隼血出ちゃったね、口拭くね？」

結構出てるな…大丈夫なのか？
ベットも結構…
洗って落ちるかな、とりあえず拭くか…

隼「ケホッゲホッゲホッゲホッｳｪｯ……」

「おっと…袋袋」

これやばいんじゃ…

隼「はぁっ…ケホッ…はぁ…はぁ…はっ…はぁ」

隼の背中さすって気付いたけど、なんか……
隼熱くないか？

ﾌﾗｯ……

「あぶねっ！ちょっ……うわ、熱ある……」

これ病院行かなきゃダメだわ…
ずっと呼吸苦しそうだし、いつ呼吸困難になってもおかしくない。

意識が朦朧としてる隼の脇に体温計を挟む

隼「はぁっ…ケホッゲホッ…はぁはぁはぁ…」

pipipipiーー

その表示された数字を見てまたまた青ざめた。

「 39度5分……これダメだ、隼～？今から救急車呼ぶね？」

隼「ケホッケホッゲホッ…はぁはぁ…はぁ…ｯ」

反応示さない…

よし呼ぼう！

「 ……もしもし！救急車1台お願いします！場所はーーーーーーです！」

それから救急車が来るまでは、数分だったが俺的には何時間にも感じられた。