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扉を見てみると、どうやら地下に繋がっているみたいだ。
降りると一本道がまっすぐ続いている。
ﾘﾝ｢それにしても…あれは一体誰だったんでしょうか…｣
リンお姉ちゃんは、殺人鬼の話を始める。
『もしあそこで逃げられなかったら、私達もあの2人と同じようになってたよね…』
自分で言っておいてゾッとする。
もしかしたら死んでいたかもしれないから…
ﾘﾝ「あの人とお父様って…何か関係があるんでしょうか？」
『それか…もしかしたらもうお父様は…』
ﾘﾝ｢A、や、やめましょう。嫌な事しか考えられなくなってます。｣
『…うん。』
話しながら歩いていたその時、
ﾘﾝ｢ひっ！！｣
『どうしたの！？』
リンお姉ちゃんが悲鳴をあげた。
足元を見ると、ちょろちょろ動いてる小さなもの。
目を凝らしてみると、それはネズミだった。
ﾘﾝ｢なんだ…ネズミじゃないですか…
…もう…なんなんですか…｣
泣きそうになるお姉ちゃん。
私はお姉ちゃんの肩に手を置く。
ﾘﾝ｢…！A…｣
『……お姉ちゃん、進もう。きっと誰かがいるはず。』
ﾘﾝ｢……そうですね。ありがとうございます。｣
『ネズミさん、バイバイ。驚かせちゃってごめんね？』
私達はネズミを避けて道を再び歩き出した。
道を抜けた先に広がっていたのは、
『ここは…』
ﾘﾝ｢礼拝堂ですか…？なんでこんな地下に…？｣
そう、礼拝堂だ。
ﾘﾝ｢誰もいないみたいです…｣
『でもイスがあるよ。ちょっと休憩していこう？』
2人でイスに座ると、急に疲労がどっと押し寄せてきた。
しかも夜に家を飛び出してきたから、とても眠い。
ﾘﾝ｢やっぱり…あの人とお父様は何か関係が？
2人…殺されてました…あれも…お父様…？｣
ぽつりとお姉ちゃんが話し出す。
『でも、何かの理由があって呼び出されたのかも。…もしかして殺されたり…』
ﾘﾝ｢ち、違いますよ。たまたま夜の散歩をしてみただけかもしれませんし。｣
『……』
｢私達…どうなるんでしょうか。
誰もいないし、このままここで…｣
リンお姉ちゃんが話すのをやめた。
私は改めて礼拝堂を見回すと、あるものを見つけた。
『ねえお姉ちゃん、あれは…何だと思う…？』
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梨夢(リム) - ジシェは可愛い… (2022年7月20日 22時) (
レス) @page30 id: 265c125c54 (このIDを非表示/違反報告)
クロスてゃん - 最高です…(泣)ジシェくん推しですのでありがたいです…主様更新頑張ってください(^^; (2021年10月1日 21時) (レス) @page30 id: c934f9389d (このIDを非表示/違反報告)
ノイ - ジシェ君推しなので嬉しいです！！更新頑張ってください！！！！！ (2021年8月28日 6時) (レス) id: 2f000690c5 (このIDを非表示/違反報告)
みな(プロフ) - ジシェくんやっぱ、可愛い！！！アルネ様かっこいい！！！リンちゃんは笑暴走するけどほんと可愛い！！主ちゃんも恥じらいながらも決めゼリフ(？)を言うとこ好きです笑更新頑張ってくださいね！続き楽しみに待ってます！ (2019年9月16日 23時) (レス) id: 08c5f26fea (このIDを非表示/違反報告)
加藤フリゲ大好き♪ - 面白かったです！更新楽しみです！なんだろ、ジシェって狼少年だから、昔何かあって鏡に入れられたとかなのかなっておもったり、色々なこと考えながら読ませて頂いてます！！更新頑張って下さい！！続き待ってます！ (2018年11月27日 20時) (レス) id: 0c80c47562 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さら | 作成日時：2018年4月22日 10時
