初めての部活 ページ5
gr side
『ここが部室、、？』
Aが見渡すのは
隅には埃が積もり蜘蛛の巣が張り巡らされた科学室
少し薄暗いが、
普通の科学室とさほど変化はないと思う
ひとつ大きな違いとしては、
重力なぞ知らずに動き回る11個の姿ぐらいだ
『おばけって痛くないんですか？』
Aがロボロの頬を引っ張りながら言う
rb｢君は俺たちが怖くないの？｣
『怖くないですよ、だって何もしてこないじゃないですか』
そうでしょ？とさも当然にしている
rb｢きみはいい子だね｣
ロボロがそう言うとAが照れたように笑う
ｽﾞｷﾞｬｷﾞｬｷﾞｬﾝｯ
ロボロの中の何かが壊れる音がした気がする
そのままふらふらと飛んできて俺の耳元で
rb｢部長、この子危ないわ。うん。｣
それだけ言うと奥の部屋に行ってしまう
『、、、』
Aが心配そうにこちらを見ている
どうする、、
em｢どうしたんですか？心配そうな顔をして｣
なんと言ったらいいか分からない俺に変わって
エーミールが話しかけに行く
『さっきの人、怒らせちゃったかな、と、』
『ほっぺたつんつんしたからですかね！？』
と心配そうにエーミールに訴えている
zm｢またグルさんも変なの拾ってきたなぁ｣
楽しそうにけらけらと笑うゾムの手には
今日のおやつに取っておいたプリンが握られている
｢食べたのか！？食べちゃダメだぞ！？｣
zm｢あ、もう食べてもうた｣
プリンが握られていると思っていた手には
既に空になったプラスチックが
｢なんで！！勝手に食べるなとあれほど、、｣
今日の楽しみが、、
もう今日は何も出来ない。帰ろ。
『ふふっ、』
悲しく荷物の用意をしていると聞こえてくる
明らかに男ではない笑い声
｢、、、｣
顔を上げると少し奥で
エーミールと一緒に笑っているA
何故か分からないけれど、
そんなに普通に笑えるんだと思った。
｢なぜ笑っている｣
Aに向かってそう言うと
『皆さんと仲いいんだなって、』
少し羨ましそうな顔をしている。
『そういうのとっても素敵だと思います』
いいなぁ、と呟くA
｢何言ってるんだ、昨日からお前も入ってるんだぞ｣
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塩胡椒(プロフ) - こんばんはこの作品の作者です。だいぶ昔の話ですがログインできなくなりました。この垢で続きを上げていく予定（予定）なのでこのコメント欄まで丁寧に見てくださった方、お気に入り登録してくださってる方良かったらこちらまで。まだ出せてませんが、がは (2022年2月10日 19時) (
レス) id: 7061e7d866 (このIDを非表示/違反報告)
なるは(プロフ) - しふもさん» 返信遅れてすいません！了解致しました！コメント有難うございます(￣^￣ゞ (2020年3月27日 21時) (レス) id: e419cb7785 (このIDを非表示/違反報告)
しふも(プロフ) - コメ失礼します！作品、とても楽しく読んでおります！リクエストをしたいのですが、os×ヘアアレンジでお願いします！ (2020年3月26日 20時) (レス) id: 5ccc27cb6c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なるは | 作成日時：2020年3月24日 17時
