8 ページ8
A「…れおくん？」
玲於「なにしてんの…。」
おでん屋をでて
すぐの公園のブランコに
ひとりフラフラのっていたA
……こんな時間に公園とか。
ほんと無防備というか
ばかというか。
玲於「あーー。
マジでつかれたわぁ」
隣のブランコに座った。
Aは相変わらず驚いた表情だった
A「…探してくれたの？」
玲於「ちげぇよ。
お前今日俺とあってないから
泣いてんじゃねーかって思って」
A「……そっか。」
……つまんねぇやつ。
いつもみたいに馬鹿みたいに喜んだり
そーゆーのないわけ？
ちっとはさぁ
サービス精神ってやつくださいよ。
A「剛典くんにタメ語で話してるんだよ
すごいでしょ」
玲於「……岩さんに言われたの？」
A「…ねぇ私ね。
れおくんがすき。」
玲於「知ってる」
A「……だ、いすき…」
玲於「……なんで泣くの」
ポロポロ涙を流すA
こりゃ岩さんとなんかあったな。
A「…もう…すきな…の……」
玲於「わかったから」
ブランコから降りて
Aの頭をなでた。
さっきまでの引っかかった何かが
スッと取れた気がした。
Aに好きって言われた途端
心に埋まっていくなにかがあった
玲於「…ほんと来てよかった」
A「うん…。
私のためにありがとう」
玲於「ばか。
お前のためじゃねっつの。」
続く
お気に入り登録で更新チェックしよう!
最終更新日から一ヶ月以上経過しています
作品の状態報告にご協力下さい
更新停止している| 完結している
←7
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 9人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：きらりん | 作成日時：2017年9月23日 11時
