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『カズ、私来週の金曜日、用事あるからここには来ないから』
『用事？』
『……あ、うん。ハルとちょっと。あ、でも土曜日はここに来るよ』
『ふーん。了解』
食後、俺はお菓子作りが得意なAが焼いてきたクッキーをつまみながら、カウンター奥で洗い物をしてるAにそう返事したのは。
─────先週の１６日の金曜日。
それ以上は特に何も問い詰めなかった。
別に俺にとって掘り下げる事柄じゃなかった。
アイツが…Aが、金曜日の仕事終わりに俺ん家に来ることは、俺らん中では当たり前になってて。
予定がある時なんかは、お互い予め伝えておく。
それが俺らん中でのルールだった。
だから気にも止めなかった。
いつものごとく、俺ん家にやってきてたアイツが、そういった事に。
『ハルちゃんと……』って言ったAに。
俺は何の疑念も持たずに、ゲームの電源を入れた。
──────あれから１週間後の今日２３日は。
……クリスマスイブ前日。
俺は外回りの帰り道、このまま直帰しようと駅に向かっていた。
ふぅ、一週間やっと終わった。
あー腹減ったなー。
今日A、何作ってくれんだろ？
……って、今日A来ないんだっけ。
すっかり忘れてたわ。
そっか。あー、それなら…。
「もしもし？」
「んー？ニノ？どうしたの？」
「今日、家行っていい？つーか、今から行くわ」
「は？」
「あと20分」
「いやいやいや！！お前意味分かんないかんね？」
「何？俺が行ってあげるんだよ？問題ある？」
「いや、何それ！まぁないけど！」
『けどさー！！もうちょっと言い方あるでしょ！馬鹿！』
『彼女とか居たらどうすんの！２３日だよ？イブイブだよ？俺のバースデーイブでもあるんだよ？分かってる？』
『何が悲しくてそんな日にニノと過ごさなきゃなんないの！』
とか言って、電話の向こうでまーくんがあーだこーだ騒いでる。
俺だってヤダよ。イブ前日に、男２人なんか。
むさ苦しいっつーの。
でもそんなの無視。だって俺のご飯作ってもらわないといけないもん。
腹減ったもん、俺。
つーか、お前この前彼女にフラレター、とか言ってたじゃん。
ふふ、ぜってぇいるわけないでしょ。
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mymy(プロフ) - 天使JUNさん» まいちゃん！いつもお付き合いありがとうだよぉ！まいちゃんのコメントにBBAはいつも支えられてます！(笑)胸きゅんを届けられてほんとよかった！また書いたらよかったら読んでやってね☆本当にありがとう！ (2018年8月24日 10時) (
レス) id: 24735180e6 (このIDを非表示/違反報告)
mymy(プロフ) - reiさん» れ、reiちゃん？！？！？！？！←スマホ何度も見直した(笑)読んでくれてありがとうだよぉ( ; ; )てか、ふぉー！reiちゃん！相葉さんに食べられるおてて……もう！やだ！さすが葉担！相葉さんを知り尽くしておる！(笑) (2018年8月24日 10時) (レス) id: 24735180e6 (このIDを非表示/違反報告)
mymy(プロフ) - キミさん» キミさん！ラストは私も書いてて、ふふってなりました(＾ω＾)最後までお付き合い下さりありがとうございました！ (2018年8月24日 10時) (レス) id: 24735180e6 (このIDを非表示/違反報告)
mymy(プロフ) - ともさん» ともさん！色々と忙しなく心動いた？(笑)やった！こちらこそ最後までお付き合いありがとうでした(＾ω＾) (2018年8月24日 10時) (レス) id: 24735180e6 (このIDを非表示/違反報告)
天使JUN(プロフ) - まいさん更新ありがとうございました。やっと読めました！もうこのお話もほんとに好きすぎます。もう何度読み返していることか……。切ないからの胸キュンで心臓わしづかみです！とっても素敵なお話読めてとても感謝してます。ありがとうございます！ (2018年8月22日 19時) (レス) id: ca5c92e834 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mymy
| 作成日時：2016年12月9日 0時
