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『あはは、カズ女の子みたい』
『げ。なんだよこれ、完全におネェじゃん俺』
『可愛いー』
『嬉しくねー』
そう言いながら、当たり前の様に「ずっといっしょ」ってプリクラの画面にラクガキするお前。
そんなお前の横顔を見ながら、誰かに見られるかもしんないのに、俺はお前の頬にキスをした。
『え？』
『誕生日プレゼント』
『うそ、…開けてもいい？』
『ん、』
『…カズ、これ…！』
『欲しがってたでしょ？』
『いや！そうだけど…すんごい高かったのに』
『値段なんていーの』
『で、でも！』
必死でバイトして。金貯めて。
お前のその顔が見たくて。
喜んでくれる、その顔だけが見たくて。
『ありがとう、って言えや』
『…ありがとう。カズ…』
『どういたしまして、ふふ』
それだけで俺は何でも出来たし。
それさえあれば、俺は何にもいらなかった。
『カズー子どもは何人欲しい？』
『んー２人かな。Aは？』
『私も２人かな。姉妹がいい』
『俺は男と女、１人ずつがいい』
『そっか。でもどっちにしてもカズに似てほしいなー』
『はぁ？なんで？A似でいーじゃん』
『えー、それはヤダ。でも性格は私似がいいな』
『なんだよそれ』
拗ねた俺に、お前は笑ったよな。
せっまいベッドの上、何度も何度も抱き締めあって、晴れの日も雨の日も風の日も、嵐の日だって俺らはずっと一緒だった。
めぐり逢う運命だった、ってあの時はそう信じてた。
俺は、上京して就職。
お前はこっちに残って就職。
それぞれの道を決めた。
『寂しい…』
『ごめんな、次の連休には帰るから』
『…ん、分かった』
『なるべく連絡すっから』
『電話もいっぱいしてね』
必死で泣くのを堪えて手を振るお前を残して、俺は自分の道に進んだ。
それでもやっていけると思ってたんだ。
だって
俺にはお前しか居なくて。
お前にも俺しか居なくて。
そんな俺らが離れる理由なんて、どこにもなくて。
そう遠くないと信じて疑わなかった、俺達の未来。
どんな事があったって、当たり前にお前が隣にいてくれるって。
俺はどうしてそんなこと思えたんだろう。
距離が離れても、時が来たらお前を迎えに行くって強く思ってたはずなのに。
俺はどこでどう間違えたんだろう。
『あー疲れた』
『お疲れ様』
『A、元気ちょうだい』
『ふふ、カズ好きだよ』
電話越しに言ってくれる、お前の声にいつだって救われて。
お前が俺の全てだ、と思ってたのに。
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mymy(プロフ) - 天使JUNさん» まいちゃん！いつもお付き合いありがとうだよぉ！まいちゃんのコメントにBBAはいつも支えられてます！(笑)胸きゅんを届けられてほんとよかった！また書いたらよかったら読んでやってね☆本当にありがとう！ (2018年8月24日 10時) (
レス) id: 24735180e6 (このIDを非表示/違反報告)
mymy(プロフ) - reiさん» れ、reiちゃん？！？！？！？！←スマホ何度も見直した(笑)読んでくれてありがとうだよぉ( ; ; )てか、ふぉー！reiちゃん！相葉さんに食べられるおてて……もう！やだ！さすが葉担！相葉さんを知り尽くしておる！(笑) (2018年8月24日 10時) (レス) id: 24735180e6 (このIDを非表示/違反報告)
mymy(プロフ) - キミさん» キミさん！ラストは私も書いてて、ふふってなりました(＾ω＾)最後までお付き合い下さりありがとうございました！ (2018年8月24日 10時) (レス) id: 24735180e6 (このIDを非表示/違反報告)
mymy(プロフ) - ともさん» ともさん！色々と忙しなく心動いた？(笑)やった！こちらこそ最後までお付き合いありがとうでした(＾ω＾) (2018年8月24日 10時) (レス) id: 24735180e6 (このIDを非表示/違反報告)
天使JUN(プロフ) - まいさん更新ありがとうございました。やっと読めました！もうこのお話もほんとに好きすぎます。もう何度読み返していることか……。切ないからの胸キュンで心臓わしづかみです！とっても素敵なお話読めてとても感謝してます。ありがとうございます！ (2018年8月22日 19時) (レス) id: ca5c92e834 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mymy
| 作成日時：2016年12月9日 0時
