オオカミにはご注意

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でも俺も神ちゃんも
ボディータッチ多い方でもないしな……

ていうか神ちゃんはそういうん

好きじゃないんかもしれへん





緑「もー、重いってのんちゃん」

桃「え〜知らーん」




そう考えていたら
のんちゃんに抱きしめられる神ちゃんの姿が

鬱陶しそうでもないし

嫌い、ってわけでもなさそうやな


そう思いながら2人を観察していると




橙「淳太くん、アレいいん？」

黄「ん？」




なんて隣に座ってた照史が
声を小さくしてそうたずねてきた




黄「なにが？」

橙「望とモンチ
やって淳太くんと、付き合ってるんやろ？

それやのに他のやつとあんなベタベタ

くっついてていいん？」




うーん？どういう意味や？

むしろ仲が良くて微笑ましいし
可愛いもの同士、じゃれあってて可愛いやん


そう言ったら照史は呆れたような顔をして




橙「……まぁ、淳太くんがよかったら
いいけどさぁ……」




なんて言って
読んでいた台本に顔を戻した


俺は照史がそう言った意味が分からず

とりあえず2人に視線を戻す



そうしたら一瞬こちらを向いた神ちゃんと
パチッと目が合った


でもすぐにそらされたので
特に気にせず俺は観察を続けた

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