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永遠に愛を誓う ページ45
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夜風が肌にあたって気持ち良い
さっきまで騒がしかったんがウソみたいに
今はただ静けさだけが部屋に漂っている
「 淳太 」
そう愛おしい声で名前を呼ばれて振り返ろうとしたものの
それは叶わんくて
俺は流星の胸の中へと倒れ込んだ
「もぉ、隣きたらええやろ」
「いや、これがええ」
そうやって笑う流星
俺はその顔が見たくて
無理やり流星の方に向きを変えた
「なんでこっち向くん」
「…流星の顔が見たかったから」
「ふふ、そっか」
それ以上何も言わずに
俺たちはしばらく見つめあって
どちらからの合図もなしに
自然と口付けをかわした
.
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そんな俺たちを月は静かに照らしていて
まるで見守ってくれてるようで
「何があっても離さんから」
「こっちのセリフやわ」
そんな月の下で俺たちは笑いあって
ふたりで永遠の愛を誓った
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作者名：名無し
| 作成日時：2021年3月20日 18時
