付き合ってるふたり (ページ37)

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ささげるページ37

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黄「うっ、…み、んなっ、ほんまに、ありが、と……！」

そう涙で言葉が思ったように言えない俺に
皆優しく微笑んでくれて

緑「これからも2人、仲良くしてな？」

紫「うんそう！それが一番！」

なんて笑いながら寄り添ってくれる

ほんまにこんなに俺たちを受け入れてくれて
応援してくれて

何回も思うけど

ほんまに俺は、良いメンバーに恵まれている

桃「あ、俺のプレゼントは後々渡すから」

赤「とか言って、ほんまは用意してないんちゃう？」

桃「しとるわ！この中の誰よりもセンスあるから！」

そう思っていたらいつも通り言い合いを始めた2人に
思わず笑みがこぼれる

橙「やばっ、俺も泣きそう……」

緑「もう泣いてるけどな」

橙「やってー……！」

しまいには照史まで泣き出し
……ていうか俺よりも泣いとるけど、

そんな姿が相変わらず愛おしくて

柄にもなく俺は皆に抱きついた

紫「ぉぉー、淳太が珍しい」

黄「あはは
皆のこと見てたら、抱きしめたくなった！」

そう言った俺に

皆、「しょうがないな」なんていいながらも
笑って受け入れてくれる

なぁ、流星

俺らほんまに愛されてんな

皆の温もりに触れながらそう思う

あまりにもこの時間が暖かく幸せで
それを噛み締めるように俺は目を閉じた