付き合ってるふたり (ページ32)

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しょうがないページ32

【赤side】

明日は流星と淳太の1年記念日

まぁ付き合う前は色々合ったけど
付き合ってからは2人とも幸せそうで

約束通り、あの日から流星は淳太のこと
悲しませてない

…………はずやった

＊

今日はそれぞれ個人仕事やったから
メンバーとは会えてない

何してんねやろアイツら…なんて考えてたら
珍しく照史から個人メッセージがきていて

開いて見てみると

一言、『俺ん家集合』とだけ送られて来ていた

どうしたんやろとぐるぐる考えながら
俺はとりあえず照史の家に向かう

緑「あ、しげ来たで～」

赤「神ちゃん？あれ、皆おるやん」

照史の家に行くとなぜだか神ちゃんが出てきて

不思議に思いながら家に入ったら
流星と淳太を除くメンバーが揃っていた

その状況に
あの二人になんかあったということを確信する

橙「とりあえず急に来てもらってごめんな」

赤「それは全然良いんやけど…」

そう言って家の中を見渡すと

テキパキと俺にお茶を出してくれる神ちゃんに

目の前で困ったように笑う照史

なぜだか小瀧はブスっとして拗ねていて

それを濵ちゃんがいつも通り宥めている

……いや、どういう状況？