付き合ってるふたり (ページ26)

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無我夢中で淳太の唇を貪りながら
服を脱がして行く

静かな部屋に2人の吐息と水音が響いて

気持ちが高まって行くのを感じた

長いキスを終えて淳太に目を落とすと

乱れた息を整えながらも

その目はまだ俺のことを捉えて離さず
その先を期待しているように見えた

青「……淳太、いい？」

そう問うと

淳太は妖しく微笑んで、

黄「……嫌って言ってもやめへんくせに」

と言って

次の瞬間、俺の頭を引き寄せて
強引に口をこじ開けて、舌を絡ませた

突然の淳太の行動に

驚きとともに興奮が湧き上がる

しばらく交わしていた深いキスを終えて、

その熱を逃がすことなく
俺は淳太のものに手をかけた

＊

朝、お風呂の沸く音で目が覚めて
時計を見るとなんともう昼過ぎやった

俺はまぁまぁあることやけど

淳太はあまりない気がするから
少し無茶しすぎたと罪悪感を感じる

黄「あ、おはよう流星
俺お風呂入ってくるから」

そう思っていたら
ドアからヒョコリと顔を出した淳太は

二日酔いなどもなく

ケロリとした表情をしていた

青「……え、淳太大丈夫なん？…辛くない？」

黄「は？腰は大丈夫じゃないわ」

青「あ、そうやんな、それはほんまにごめん。いや、
でもそうやなくて…二日酔いとか、、、」

そう心配する俺に
淳太はニヤリと微笑んだ

黄「俺さ、昨日あんま飲んでないから」

そう言って
そそくさとお風呂場に向かっていく淳太

言葉の意味が数秒理解出来ず固まった俺は

理解した瞬間、

青「はあ？！！！」

と部屋中に響き渡る声をあげた

黄「流星うっさい」

なんてお風呂場から叫んだ淳太の声は

残念ながらものすごい可愛い爆弾が落とされた俺には
全くもって、聞こえてなかった