＊ ページ41
.
「しげおはよ〜」
「.....」
「しげ？」
「.....」
「おーい、無視すんな！」
「.......え、」
それから3日後の全員集まった収録日
あの日から淳太にはおろか、神ちゃんにすら会えておらず
どうなったのか聞くことが出来ていない
いや、どうなったとか聞きたくもないけど...
「どうしたん？疲れてるん？」
「...いや、別に...ごめん」
「.....なんか静かなしげって気持ち悪いな
悩んでるんやったらなんでも相談してな？」
心配そうに俺を見つめる小瀧に
" ありがとう " と言うと
これ以上は無駄やと思ったんか潔く離れていった
...ごめんな小瀧
これはお前にも話せへん事なんや
そもそも俺が淳太のこと好き、って話からに
なるんやけど
.................いや待てよ
そういえば小瀧って、恋愛マスター...
「おい小瀧！今日ちょっと付き合え！」
「は？いや、別にええけど...」
いやええんかい！！
優しすぎるやろコイツ！！！
.
.
「ああ、やっぱりそうやったんや」
仕事終わりの焼肉屋
そこで思いきって淳太に対する俺の気持ちを
小瀧に打ち明けたものの
そんな素っ気ない返事がきて、思わず肉を焼いていた
手を止めてしまった
「そ、それだけ？」
「え？他に何があるん？
あ、もしかしてもっとびっくりした方が良かった？
それはムリムリ
やってバレバレやもん、しげが淳太好きなん」
そう冷静に切り返されて何も言えなくなってしまった
え、
待って、俺ってそんなにわかりやすい？？
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 224人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ジャニーズWEST」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：名無し
| 作成日時：2021年11月23日 20時
