after story (ページ25)

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ふたりぐらし青×黄ページ25

付き合ってるふたり
より
.

―――
青side

家に帰ったらキミがいる

それがこんなにも幸せなことだなんて
.

青「……ぅん…」

顔に当たる朝日の眩しさで目が覚めた

日当たりが良いのがこの物件を選んだ理由だが
少々良すぎるので

カーテンはしっかり閉じようと思う

だんだん頭が冴えてきて起きようと思った時
自分の隣に温もりを感じて手を伸ばす

そうすると何も纏っていない淳太がおり

そう言えば自分も上半身の服を着ていないことを
思い出した

青「……淳太が俺より起きるん遅いって
なんか珍しいな」

まぁ、幸い今日はオフなので
何時まで寝ていたっていいが

でも生憎、今日は2人で出かける約束をしていたので

時間を確認して淳太を起こす

黄「……ん……りゅうせい？」

青「うん、おはよう淳太」

黄「…はよ、ん、喉痛…」

そう痛そうに喉をさする淳太に申し訳なる

この人ももう立派なおじじなのに
昨日は無理させすぎた

そんな淳太を労わって、服を持ってきてやり

ついでに水も持ってきた

黄「ありがとう、流星」

青「いいよ、俺のせいで喉痛いんやし」

黄「…
まぁ、そうやけど…」

そう言うと淳太は少し照れたように顔を背ける

何度そういうことをしても
なぜこの人はこうも初々しい反応をしていられるのか

なんだかたまらなくなって

そっと淳太を引き寄せて、少しカサついた唇に
自分の唇を重ねた