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桃「淳太ー、遊んでや」
青「サッカーしようや、じゅんた」
全然良くない
全然良くないはずやのに
橙「アハハ、淳太くん懐かれてるやん！」
なぜかこの2人が満足行くまで
俺たちの家で2人を預かることになった
この2人の親御さんは照史を信頼して
「よろしくお願いします」なんて任せていたけど
言ったらまぁ他人に自分の子供を任せるなんて
どうなってんねや、なんて思ってしまう
まぁ照史がそれほど信頼されてるってことは
誇らしいんやけど
黄「は、痛っ？！」
桃「でたな！怪獣唇オバケ！」
青「望！回り込んで！2人で倒すぞ！」
黄「怪獣かオバケかどっちやねん…」
のんちゃんは初めからアクティブな子やろなと
思ったけど
まさか流星までそうやったとは
2人のおもちゃにされて
照史が夕食をつくり終わった時には
もうクタクタや
桃「ん〜！美味っ！！」
青「ほんまや、うま」
黄「ふ、やろ、当たり前やん」
橙「ちょ！なんで淳太くんが嬉しそうなんよ！」
そりゃあ照史の料理を褒められたら嬉しい
思わず得意げになってしまい照史の方を見ると
照れくさそうに笑っていて
なんだかこちらまで照れてしまう
黄「やって！ほんまに照史のご飯
美味しいんやもん」
橙「もぉ〜、やめてや淳太くぅーん」
良い大人が2人して子供の前で照れるなんて
ほんまにアホみたいや
でもなんだかこの瞬間が幸せに思えて
胸が暖かくなる
そんな俺たちを
のんちゃんがなにか言いたげに
じっと見つめていることにお互い気づきもしなかった
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作者名：名無し
| 作成日時：2021年11月23日 20時
