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3. シダレヤナギ ページ3
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俺は不安だった、けど待ってれば来るかもしれないと思いよるまで待った
でもその日は来なかった
次の日になって、Aのアパートが騒がしかった
胸騒ぎは昨日からしてたんだ、でも気づくのが遅すぎた
Aは母親を殺した後、自○した
それを知ることができたのはニュースだった
気づかなかった、いや気づいてはいたんだ
最近よく顔をしかめること、動きがぎこちないこと、笑う顔がどこか引きつっていたこと
気づいていたのに助けられなかった
泣くしかできなかった
悲しかった、ただただ悲しかった
助けて上げられなかった後悔もあった
でも悲しいの方が強かった
俺は彼女との思い出の公園に1輪アスターが咲いていた
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作者名:アイリス | 作成日時:2023年4月5日 14時