魅惑的な君と【そらる】 (ページ22)

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まふまふside

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恥ずかしそうにもじもじしているそらるさんと、落ち着きがなさそうにきょろきょろしているそらるさんの彼女。

ま「改めて、そらるさんの相方のまふまふです」

『相方…、私は』

そ「A」

『Aです』

ま「A、さん」

なんとも気まずい。

Aさんって、クールな方なんだなと感じた。

そ「Aはホテルマンなんだよ」

ま「へぇー！
かっこいいですね！」

『そんなことないですよ、まだ1年目なので』

なるほど。

この笑顔は仕事柄身についたのだろうか。

あまり感情が出ていない声色なのに、笑顔は感じが良かった。

その時、聞きなれない着信音が部屋に響いた。

『っ！
ごめんなさい、私です』

そ「出てきな？」

ま「右の部屋、防音室なので使ってください！」

『ありがとうございますっ』

部屋には2人。

そらるさんと僕だけになった。

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