今日:4 hit、昨日:2 hit、合計:29,541 hit
小｜中｜大
18 ページ19
Aside
.
目を開ける。
見慣れない天井があった。
横を向く。
見慣れない顔が間近にあった。
でも、とても落ち着く。
まだ目を閉じて寝ているのをいいことに、彼を観察してみる。
白い肌、ふわふわの髪、飾りのような長いまつ毛。
そ「…そんなに面白い顔してる？」
その瞬間、彼の瞳は開かれ私をじっと見つめている。
『え…』
そ「さっきからよく飽きないなって」
『だって…。
…面白い顔してる』
一瞬驚いたように目を見開いた後、ふわっと優しい笑顔で笑う。
そ「なんだよそれ〜」
『ふふ』
朝の微睡みの中、この時間がずっと続けばいいと。
そう思って彼の胸に飛び込んだ。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 45人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：てぃー | 作成日時：2019年10月21日 0時
