丸眼鏡の子 (ページ18)

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抱き枕ページ18

中間side

中「あー…ねむ」

さっきから連続して出てくるあくびをしながら呟いた

シゲがドラマの撮影で遅れてくるらしくいつもより(何倍も何十倍も)静かな楽屋

神「昨日遅かったん？」

中「いや、何か寝れへんくって」

「そう言う日あるよな」と言いながら神ちゃんはまた手元のゲームに目線を戻した。

寝ようとするけどなかなか寝付けず結局ディズニーの作品を見てオールしてまう。

別にそこまではよねな！みたいなのは思わへんけど昼間に眠気が来るのはよろしくないよな…

桐「淳太くん、横になるだけでもする？」

中「いや…もう少しで呼ばれるしええわ」

濱「流星にいい寝付き方教えてもらったら？笑」

中「ほんまやな笑」

濱ちゃんに言われて笑いながら流星の方に目をやる

絶賛舞台稽古中の流星

今回の舞台は今までにないほど動き回るらしく「liveの何十倍も汗かくねん」って言ってたな。

そんな流星は今日楽屋に来ると当たり前のように読書をしてた凛空を膝の上にのせ後ろから抱き締めると数分後に寝息をたててた。

羨ましいほどの寝付きのよさ。

藤「凛空おれば大体寝れる」

小「びっくりした。起きてたんかい」

藤「『あーねむ』ぐらいから」

中「最初からやんけ」

寝ていると思ってた流星が喋りだして思わずつっこむ

突然名前をだされ本に集中してた凛空がきょとんとした顔でメンバーの顔を見た

濱「りっくんええサイズやもんな」

凛「よく言われる～笑……何の話？」

藤「淳太も凛空使う？」

凛「ん？」

小「凛空を物みたいにいうなて」

凛「俺の声届いてへん？……わっ！」

流星が凛空を軽々持ち上げると俺の目の前まできた

桐「ほんまに枕に渡すみたいするな笑」

凛「浮いてる～笑」

中「…え、まじで？」

うんっていたって真面目な顔で頷いた流星を見て戸惑いながら凛空を受けとる