エナをもつ陸の少女【凪のあすから】 (ページ7)

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6話ページ7

放課後私達は木の材料集めが終わり、木工室で金槌をたたいていた。

ちさき「着物の前幅どれ位かな」

『えっと…』

まなか「あ、つむ……き、木原くん

！！」

向井戸さんが先島くんに睨まれていたような気がした

紡「どうした」

まなか「あ、あのね、おじょし様の胴周りどれくらいかなって」

紡「ちょっと待って」

まなか「どうして苗字で呼んでるのにまだ意地っぽいんだろ……」

紡「ん？」

まなか「あ、ううん」

何か向井戸さんがボソボソ言ってたけどハッキリと聞こえてしまった

何かあるんだろう

紡「今日も元気？」

まなか「……今日は、、寝てるみたい」

紡「そうか、65センチ」

まなか「ありがと」

そのあと何か妙な空気が流れた…なんだか前もこんなことなんて思った
でも気の所為ではないみたい

なんだか…苦しい

今日はなんか嫌な予感がした

至「A〜」

『何？』

至「今から漁協の人の家行くんだけどついでに手伝ってくれないか」

『分かった、今から準備する』

それから、私のお父さんは漁協の車に乗って漁協の人の家に……紡の家に向かった

車に乗っていて後ろから変に気配を感じた気がした

それから紡の家について、話をするだけだと言っていたが結構な長話だった
暇だと感じていた時、紡が出てきた

『紡、家の手伝い？』

何か重いものを持っていたから何かの手伝いと察する

「ああ、ちょっと手伝ってくれないか」

首を縦に振り、紡の家の手伝いを手伝う

「〜〜〜！」

「〜〜〜！」

凄く私たちにまで響いてくる大きい声
それはだれの声か直ぐに分かった

『先島くんたち……？』

私と紡は直ぐに家の裏から先島くんたちに顔を見せた

なんでここに…

その数秒後、衝撃な事に気づかずに私はそんなことを考えていた