エナをもつ陸の少女【凪のあすから】 (ページ2)

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1話ページ2

「お姉ちゃん、朝だよ！起きて」

そう言って私の上に馬乗りして起こしてくるのは妹の愛らしい美海

『うん、着替えたらすぐ行くよ美海』

「うん、お父さんがご飯出来たって
じゃあ、先言っとくね」

『うん』

朝は眠い……。だけどそんな朝をいつも癒してくれるのはちょっといつも大人びている美海だ

私は美浜中学校の制服を来て朝ごはんを食べて美海より学校が遠いので美海より早い時間に登校する

『いってきます』

「「いってらっしゃい！」」

そして玄関を開けていつも待っているのは
私の幼馴染みで

紡「おはよう」

『ん……おはよ』

紡「3分も待った」

『“も”はいらない』

紡「行くぞ」

聞け

『今日はいいもの釣れた？』

紡「うん……まぁ」

まぁまぁ……なんだ

紡「今日、転校生くるって昨日先生に言ってたな

海の奴らなんだろ良かったな」

『………うん』

転校生が来るのは担任の先生が3回ぐらい言ってたから何となく覚えてる………。

海の人達らしいし……そんなに期待は

していない