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そ「…っ」
看護師「ですが…凛さんは…、守られていなかったので…、見つかった時はトラックと塀の間にいました。なので、もろにくらった分…肋骨3本、右腕の指2本、左腕の指1本、太ももが裂けていて、いました…。あとは軽い打撲が全身に…。とても酷い重傷です。」
「…ははっ…。笑える…。」
そ「…凛っ…」
看護師「そしてお2人に…大事な話があります。この事故で、彼方さんを守ったご両親は…お二人とも頭を強く打っていて、即死でした…。事故現場で息を引き取りましたので、霊安室におられます。怪我が完治したら、ご案内します。」
「………」
私は黙り込んでしまった。
そ「…わかりました。」
お兄ちゃんもそれだけ言って、俯いた。
「あの…看護師さん、一つお願いがあるんですけど…。お兄ちゃんとベッドくっつけて良いですか…?」
看護師「ベッドくらいなら、大丈夫ですよ。じゃあ、移動しますね。」
.
.
.
看護師さんはベッドを移動したあと、ナースステーションに帰っていった。
そ「…凛、これから2人で暮らすことになるね…。」
消灯時間をすぎ、暗くなった病室に、お兄ちゃんがポツリと言葉をもらした。
「うん…。こういうのもなんだけど、私は嬉しいよ…お兄ちゃん。」
そ「うん…俺も。」
.
.
.
なんだかその日は、よく眠れた。
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………………( ˙-˙ )スン
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\(^o^)/ - 黒木和牛じゃなくて黒毛和牛では… (2019年12月6日 16時) (レス) id: 2500b8fb94 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーたん - 雨宮の雨違うよ!雨じゃなくて天だよ!! (2018年9月7日 5時) (レス) id: 04102c179e (このIDを非表示/違反報告)
髑髏(プロフ) - ふわりさん» うん!タメで大丈夫!ありがとうヽ(*´∀`)ノ いえいえ、コメントくれて、こちらこそありがとうです!それは良かった(*⌒▽⌒*) 全然大丈夫だよwww (2018年4月9日 0時) (レス) id: b9b1446492 (このIDを非表示/違反報告)
ふわり - なんかどっかにタメでいいってかいてあったんでタメで話すね← まず、完結おめでとう!そして前のコメ返しありがとう。マジ嬉しかった そしてなんか上から目線ぽくてすまん← (2018年4月9日 0時) (レス) id: 6b0daac0a7 (このIDを非表示/違反報告)
髑髏(プロフ) - 夏希さん» ありがとうございます!!!!!これからもよろしくです(*⌒▽⌒*) (2018年3月17日 11時) (レス) id: b9b1446492 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:髑髏 | 作成日時:2017年7月24日 10時