・執念 ページ30
さらにB組の騎馬が増える
ベトベトベトｯ
物「おわ！
凡戸という人の頭から
避けはしたが、間に合わずに切島くんと私の足にかかってしまう
速乾性のボンドなのか直ぐに足と地面が接着された
その間にもB組が離れていく
物「あ 怒らないでね
煽ったのは君だろ？ホラ…宣誓で、何て言ってたっけ……
恥ずかしいやつ…
えー…まぁいいや、おつかれ！」
なんっっっっっだ コイツ…！
ゴウｯと闘志に火がついた
このまま終わらせるか…！
『″軟化″″弾性強化″ ″重力低下″
あー…跳ぶから捕まってて』
「「「うおぁ！？」」」
足元と
ボンドを柔らかくして靴底を強化、私含めた4人にかかる重力を低減、踏み込んで大きく跳ね上がる
他の騎馬を悠々越えてB組の騎馬まで近づいていく
B組は余裕綽々か、こちらの方向など見てもいない
地面が近づく中、切島くんと瀬呂くんが慌てだす
切「ぉぉおお…！」
瀬「ちゃっ、着地はどうすんだ！？」
『地面触ってあるから心配しないで』
着地面をの弾性を操れば足に負荷がかからない着地ができる
切「すげえな…」
物間チームまであと2m程の距離で、かっちゃんが空中に浮く騎馬から離れた
『え』
切「お！？…待てえええ！！待てって！！
勝手すなぁあ！爆豪！！！」
マジか、こっちの着地とかっちゃんの着地を考えるなら…
まず、かっちゃん側に足場！
こっちは荒技だけど″重力増加″で垂直落下！
でも、足は傷つけない様に床を″軟化″
1回びょんって上に跳ねちゃうけどしょうがない
『ごめん落ちるよ！』
切・瀬「「うおぉ！？…おぁっ………生きてる…」」
BOM BOM！BOM！
物「円場！ガード！」
円「っしゃあ！」
ガ ンｯ 爆「ぃてっ！」
円「ハハ！ざまァみろ！」
勢いよく飛んで行ったかっちゃんだが、見えない壁に阻まれる
『かっちゃん足場！』
爆「おう
アァ？んだよ…陽のより、クソ弱えなァ！」
バリッ
円形の壁をかっちゃんは思いっきり壊してハチマキを奪い取った
物「取られた！2本！」
《爆豪チーム2本奪取で3位に！
この終盤で順位が変わりゆく！！若気の至りだあ！！》
B組の騎馬にいた かっちゃんは瀬呂くんのテープまた戻ってくる
瀬「跳ぶ時は言えってば！！」
切「でもこれで通過は確実…」
確かに点数的には通過はできる状態になった
けど
でも！
爆「『まだだ！！！』」
瀬「はあ！！？」
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作者名：文旦 | 作成日時：2022年11月30日 3時
