イレイザーは先生兼保護者【ヒロアカ】2 (ページ29)

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・怒りページ29

B組「単純なんだよA組

ミッドナイトが″第一種目″と言った時点で予選段階から極端に数を減らすとは考えにくいと思わない？

だから、おおよその目安を仮定して予選を走ってさ、後方からライバルになる者たちの個性や性格を観察させてもらった」

『は』
この人、ヘッドホンしてる理由を知ってる！
見ててやられたんだ！

爆「てめェ…分かって陽にやりやがったな…！」

B組の彼はかっちゃんの怒りに目もくれず話を進める

B組「その場限りの優位に執着したって仕方ないだろう？」

切「組(クラス)ぐるみか！」

B組「まあ全員の総意ってわけじゃないけど良い案だろ？人参ぶら下げた(・・・・・・・)馬みたいに仮初の頂点を狙うよりさ」

煽りにかっちゃんがさらに反応する

B組「あ、あと君たち有名人だよね？
″ヘドロ事件″の被害者！
今度参考に聞かせてよ
年に一度敵に襲われる気持ちってのをさ」

『なっ…！』

私が声を上げると同時に、かっちゃんの堪忍袋の緒が切れる音がした
爆「お前ら……予定変更だ

デクの前に、こいつら全員殺そう…！！」

《さァ残り時間半分を切ったぞ！！
B組隆盛の中！果たして＿
1000万P(ポイント)は誰に頭を垂れるのか！！！》

B組「あんま煽んなよ物間！同じ土俵だぞ、それ」

物「ああそうだね
ヒーローらしくないし…よく聞くもんね
恨みを買ってしまったヒーローが”敵(ヴィラン)”に仕返しされるって話」

素行が悪いのって言われるのは仕方ない
けど、敵？
かっちゃんが？…は？
それは無いだろう…！

『あンのｯ…黙ってたら好き勝手…』

瀬「おい陽ちゃん…？口調が…」

爆「…おっおっおおォォ…」

切「2人共落ち着け！
冷静になんねえとP取り返せねえぞ！！」

『…ぁあ…問題無いよ切島くん』

爆「おォオオ… ＢＯＯＯＭ！
…っし進め切島…！！
俺は今…すこぶる冷静だ…！！！」

切「頼むぞマジで」

ＢＯＭ ガキンｯ
爆破を正面から見据え、壁を作り、防ぐ

物「ははぁ…へえ！すごい！良い個性だね！」

『…二度目は無いよ』

爆「俺の…！」
切「爆豪おめーもダダ被りか！！」

爆「くそが！！！」ＢＯＯＭ ガチｯ

かっちゃんの右の大振りが切島くんの”硬化”の様に避けられる

物「僕の方が良いけどさ」
切「んなああー！俺の！？また被っ…」
『違う、この人』
爆「コピーしやがった」

物「正解！まぁ、バカでもわかるよね」