イレイザーは先生兼保護者【ヒロアカ】2 (ページ17)

今日:1 hit、昨日:23 hit、合計:20,075 hit

・燃える昼ページ17

お昼休み

切「あんなことはあったけど…
なんだかんだテンション上がるなオイ！
活躍して目立ちゃプロへのどでけぇ1歩を踏み出せる！」

『なんか…激しいね』
緑「ね、皆ノリノリだ」

飯「君たちは違うのか？
ヒーローになる為在籍しているのだから燃えるのは当然だろう！？」

『独特な燃え方だね』蛙「変よ」

緑「僕もそりゃそうだよ！？でも何か…」

『お、お茶子ちゃん…？顔…！』

麗「頑張ろうね体育祭」

緑「顔がアレだよ麗日さん！！？」

気合いの入り過ぎ…！？
そ、そんなに気負うことが…！？

食堂での移動中、お茶子ちゃんからヒーローになろうと思った動機を聞いた

麗「私は絶対ヒーローになってお金稼いで父ちゃんと母ちゃんに楽させたげるんだ」

力強くて、まっすぐで、お茶子ちゃんは不純な理由って言ったけどすごくかっこよかった

廊下の曲がり角から巨体が勢い良く飛び出てくる
オールマイトだ

オ「おお！！陽少女！ということは多分ー！？
やっぱり！緑谷少年もいた！！」

「「「『！？』」」」
びっくりした…！
その勢いで登場する必要ある！？
あと、いっちゃんかかっちゃんとニコイチだと思われてるのかな

驚きで固まっているとオールマイトと目が合う
するとオールマイトはさらにニカッと笑う

『オールマイト？いっちゃんに用があるんじゃ…？』

オ「うん、それもそうだが君にも用がある
…陽少女、怪我の具合はどうだい？」

『エッ』

目の高さが合うように屈んだオールマイトが尋ねてくる
いっちゃんに用があるものだと思い込んでいたからたじろいでしまった

オ「”えっ”て…も〜
私、君の副担任なんだけどなぁ

体育祭には出れそうって相澤くんに聞いたけどまだ痛むだろう、少し心配でね
私に出来ることがあったらいつでも言ってくれ」

『あ、ありがとうございます、オールマイト』

気遣いにお礼を言うと、鼓舞するように怪我をしていない方の肩をポンポンッと叩いてまた笑う
その手は大きく背中まで押された気分だった

オ「焦らずとも治るから今は安静にね

さて、緑谷少年！

…ごはん、一緒に食べよ？」
麗「乙女や！！！」

緑「ぜひ…」

何の用事だろう…？

食堂でその話題になり、話を軌道修正をしたけど
”いっちゃんはオールマイトが大好きで敵に囲まれていたので飛び出した、オールマイトはそんないっちゃんの勇敢さが気に入っている”
というなんともよく分からない話に収束してしまった