(12)職員室 ページ47
『失礼します、1Aの律具です』
「ハ〜イ、入っていいわよ〜
お兄ちゃんに用かしら？
そこの席にいるわよ」
『え…なぜ…！？』
お兄ちゃんのことを…！？
ミ「戸籍はそうなってるからね
私たち教師は知ってるけど…
ちゃーんと機密事項にしてあるし、職員室で隠す必要は無いわ
安心してちょうだい♡」
『わぁ、ありがとうございますっ』
ミッドナイト先生が指していたところをみると、パソコン画面とにらめっこしているお兄ちゃんがいた
『お兄ちゃ〜ん、何してるの？』
相「あ、よ、…律具
てかコラ、先生って言え」
『む、ミッドナイト先生がいいって言ったもん
相澤せんせーだって今言いそうだったのにぃー』
相「一応ね」
マ「いいんじゃねーの？
もう下校時間だし、なぁ？」
『イエーイ、ひざしくんも仲間ー
多対1だよお兄ちゃん！』
マ「ヘイヘ〜イ
どうすんだお兄ちゃ、ンゴフ」
相「お前の兄になった覚えはねえ
…まあ、下校時間過ぎたらね」
キーンコーンカーンコーン
『鳴った！お兄ちゃん！』
相「ハイハイ、鳴ったね陽ちゃん」
『えへへ〜』
マ「可愛いなぁ妹ってヤツは」
ミ「ほんっと可愛いわね、私も欲しい」
相「物じゃないですけど、”俺の妹”ですからね
…あ、そうだ、忘れてた
今日のV見てたんだがな」
『え、直々に講評！？』
相「まぁ、講評もあるけど…
ここの、最後の…轟捕まえたとこ」
『なんか問題あった？』
相「陽ちゃん捕縛布の使い方いつ覚えたんだ？
教えた覚え無いぞ」
『う〜ん、過去約10年分の記憶を見様見真似でやった感じ？
私は相手の動きを止めて戦闘不能にするスタイルが目標だから前からちょっとづつ出来るようにしてるの』
マ「すげえな、あれを独学でか
高校生イレイザーと一緒だな」
『猫騙しはボイスヒーローも参考にしてるの
空気でつくった壁で音の方向定めてーBANG！』
マ「マジかよ、チョー嬉しい！」
相「なるほど
そういう事なら今度スタイルに合わせた動き方実践してみようか」
『わぁい！やった！』
ミ「分かるけどずいぶん甘やかすわね…」
相「言われりゃ他の生徒でもしますよ
早いうちにスタイルが決まった方がいいじゃないですか」
ミ「そうね、楽しそうだし私も参加しちゃおうかしら」
相「えぇ…」
『ほんとですか！？』
マ「俺も参加しちゃおっかな〜」
相「…」
話が進むにつれお兄ちゃんと私のテンションが反比例していった
もちろん私が高い方で、お兄ちゃんが低い方だ
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文旦(プロフ) - お騒がせしております。文旦です。もうほんとに大変申し訳ない。何してんだと思いました。すいません。応援してくださっている皆さんありがとうございます。これからもどうかこんな作者を応援よろしくお願いします。 (2022年8月16日 4時) (
レス) id: bf8e4c0879 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：文旦 | 作成日時：2022年8月16日 3時
