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「A、夕羅、ポートマフィアに入りなさい。」
貴『待ってよ、お父さん。どういうこと？』
父「私の働く店が、ポートマフィアの傘下だったんだ。買い物に来た幹部に偶然、Aが異能を使うところを見られた。」
…………は？
お父さんの職場がマフィアの傘下？
知らなかったよ、そんなこと。
普段は無表情な夕羅も驚いてるから、知らなかったみたいだ。
貴「お父さんは職場がマフィアの傘下だって知ってたの？」
父「いや、知ったのは一週間前、二人が店に来たときだ。A、その日、異能を使わなかったか？」
…………あの日は確か、夕羅と京菓子を買った帰りに、車に撥ねられて死にかけた鼬を見つけたんだ。苦しんでいて可哀想だったから、「花葬」をしてあげた。まさか見られていたなんて。
父「心当たりがあるんだな。一昨日、マフィアの幹部殿が店に来て、二人にマフィアに入るよう伝えるようにと言っていた。明日、その人がうちに来るからしっかりと考えておきなさい。」
夕「A、大丈夫？」
貴『大丈夫じゃない……夕羅はいいの？あんなにいきなりマフィアに入れとか。』
夕「僕は構わないよ。この異能を受け入れてもらえるから。」
貴『そっか。………私はどうしたらいいのかな？』
夕「明日まで時間はあるから、ゆっくり考えなよ。」
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零霧(プロフ) - 夜霧アヤメさん» ありがとうございます。読んでいただけて嬉しいです。 (2018年4月15日 22時) (
レス) id: 233840da50 (このIDを非表示/違反報告)
夜霧アヤメ(プロフ) - 作品読ませて頂きました。文章にまだ拙さが残っていますが、まだまだ伸びしろがあるので頑張っていただきたいです。これからもひっそりと読ませて頂きますね。 (2018年4月15日 22時) (レス) id: 579f966950 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：零霧 | 作成日時：2018年3月30日 9時
