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*新曲 ページ1

米津「ねぇねぇ」



貴方「んー?」



米津「散歩しない?」



貴方「え?」



春にちなんだ曲を作りたいから外に出て参考になるものを探したいらしい。



米津「…だめ?」



貴方「全然!」



そう言うと嬉しそうにジャケットを着て玄関に移動する。



外に出ると快晴でお日様の光がキラキラと輝く。


貴方「あ〜めっちゃ気持ちい」


何だか心地よくて顔が緩む。



貴方「ほら、早く春を探しに行こ」



私は玄師の手を握って走り出した。




米津「ちょ…」



玄師も連れられ走り出す。



すると急に手を離された。




米津「ねーA、俺に勝てる?」



そう言うと私の前を走っていく。



足が長いからか歩幅も大きく速い。




貴方「あー。玄師ずるい」




声が聞こえたのか玄師はニカッと笑う。



そしてクタクタな私に近寄る。




米津「ねー」



貴方「ん?」



米津「俺やっぱり新曲はAにする」



貴方「え?」




すると玄師の大きな手が私の頬を包み込む。



そして顔が近づき唇が触れた。



甘くて優しくて心地よい。




玄師「Aが1番だから」



貴方「なっ//」



玄師「やばい……可愛い。」



顔が赤くなった私を見て微笑んだ玄師は私の腕を引いて体を抱き寄せた。




急に伝わる玄師の体温。



優しく包み込まれる感覚に魅了される。



なんだか嬉しくって




貴方「私も玄師が1番だよ」



とつぶやく。



途端に玄師の耳が真っ赤になって……





照れ隠しなのか私の肩にコテっと頭を置いて下を向く。



そして小さい声で


玄師「好きすぎてやばい…」



その言葉が聞こえた私は玄師の頭を撫でた。




背の高い玄師の頭なんて滅多に撫でれないから今日は運がいいのかもしれない。




貴方「二人きりの時だけすっごく甘えるよね」




米津「……うるさい。」




下を向いてた玄師が少しだけ私の方を見て軽く睨む。



そして私の袖をギュッと握った。



貴方「ふふっ。ごめんって〜」




そう笑って玄師の肩に頭を置く。




玄師「Aだから許す……」




その言葉を放った玄師も聞いた私も顔が赤くなったのは言うまでもない。

*実は→



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設定タグ:米津玄師 , 甘えん坊 , 短編集
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作者名:暖花(のんか) | 作成日時:2018年3月19日 22時

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