晨星のように儚いお話。(JW 赤×緑) (ページ38)

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緑side

帰ってきたら、1階に大洋がおらんくて、

2階へ上がると、体育座りをして、横に同じく体育座りをしたのんちゃんがおった。

なんか拗ねて、横におってくれたんかな、

「大洋～？あっ、おった、笑

ただいま、」

〈ままぁっ、〉

声をかけると脚にぎゅっと抱きついてきた大洋。

「あら、なんかあったん？笑」

桃「まぁ、ちょっと下で説明するわな、」

「おん、ありがとうな？」

桃「ん？なにが？」

「いや、何があったかはわからんけど、のんちゃん一緒におってくれたんやろ？」

桃「あっ、うん、、ひとりにしたらあかんような気がして。」

「ふふっ、そっか、」

グループの末っ子の優しさに心があったかくなる。

再び下に降りれば、大毅がみんなにどうしたん？って。

大洋が愛音のことを叩いたことに対して、

咄嗟にみんなで一斉に怒ってしまったと。

怖かったんやな、やからこんなに俺にくっついてるんや、笑

かわいいなぁ、笑

〈んぅ～、ままぁっ、〉

「怖かったなぁ？でもみんな謝ってくれたんやろ？」

〈ｺｸｯ〉

「許してあげてくれへんかなぁ？笑」

〈ﾝｸｯこわかったのぉ！〉

まぁ、こんなでっかい男5人に怒られてしまったら、怖いのも当然やんな、笑

中「ほんまごめんな、、」
桐「うん、ほんまごめん。
濵「ほんまごめん！」
藤「ごめん、」
小「ごめんな？」

それぞれ改めて謝ってくれたメンバー。

〈ｺｸｯきらい、ゆってっ、ごめんねっ、〉

嫌いって言ってしまったんや。笑

桐「ふふっ、ええよ？」

みんな笑顔で頷く。

〈んぅっ、ふぇっ、うわあああああんっ、〉

許してもらえて安心したんか、俺の腕の中で思いっきり泣き始めた大洋。

大洋の書いてた紙を破ってしまった張本人、愛音はびっくりして振り向いた。笑

だいきにだっこされてあとでごめんねせなあかんな、なんて言われてるけど、よぉ分かってへんらしい。笑

だいきに促されて大洋の頭をよしよしする愛音。

元はと言えば愛音が原因なんやけどな、笑

それでも、小さい手で大洋の頭をよしよしする愛音にそこにいる全員が癒された瞬間やった。笑

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