晨星のように儚いお話。(JW 赤×緑) (ページ37)

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◆ ページ37

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桃side

ｶﾞﾁｬ

〈ままっ？〉

俺を見上げて、不安そうな顔のまま、そう聞いてきた。

「ただいまー。」
『ただいまー。」

「あれっ？大洋は？」

下からシゲと神ちゃんの声が聞こえてくる。

ままを求めてたはずやのに、一歩も動かへん大洋。

桃「大洋？ままとぱぱ帰ってきたで？行かへんの？」

〈、、、〉

「大洋～？あっ、おった、笑

ただいま、」

〈ままぁっ、〉

脚にぎゅっと抱きつく。

「あら、なんかあったん？笑」

桃「まぁ、ちょっと下で説明するわな、」

「おん、ありがとうな？」

桃「ん？なにが？」

「いや、何があったかはわからんけど、のんちゃん一緒におってくれたんやろ？」

桃「あっ、うん、、ひとりにしたらあかんような気がして。」

「ふふっ、そっか、」

そんな会話をしながら下へ降りる。

『どうしたん大洋、泣いたん？笑』

〈ないてへんっ、〉

『そうなん？笑ぱぱの勘違いやわ、笑

で、どうしたん？』

家に残ってた俺ら5人に問いかけるシゲ。

桐「大洋くんがな、ひらがな書けるって話からひらがな書いててんやんか、

したら興味持ったあいちゃんがその紙を破ってしまって、

大洋くんがあいちゃんのことちょっと叩いちゃってんな、

それで咄嗟に注意してんけど、ものの見事に5人の声が揃ってしまってん。

ひとりでよかったんに、みんなで怒ってしまったから不安にさせてしまった、、」

「それでこんな俺にくっついてるんやな、？笑」

〈んぅ～、ままぁっ、〉

「怖かったなぁ？でもみんな謝ってくれたんやろ？」

〈ｺｸｯ〉

「許してあげてくれへんかなぁ？笑」

〈ﾝｸｯこわかったのぉ！〉

中「ほんまごめんな、、」
桐「うん、ほんまごめん。
濵「ほんまごめん！」
藤「ごめん、」
小「ごめんな？」

〈ｺｸｯきらい、ゆってっ、ごめんねっ、〉

桐「ふふっ、ええよ？」

みんな笑顔で頷く。

〈んぅっ、ふぇっ、うわあああああんっ、〉

神ちゃんにぎゅっと抱きついて大声をあげて泣き始めた。

《ﾋﾞｸｯにいにっ？》

びっくりしちゃったあいちゃん。笑

『ふふっ、っしょ、あいねもあとで、にぃににごめんね、せなあかんな？笑』

《んぅ？？》

『落ち着いたら、やぶってごめんね、しよな、』

《ｺｸｯ》

『よしよし、したって？』

《ににっ、よしよーし。》

ちっこい手で大洋をよしよしするんがめっちゃかわいい。笑

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