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紫side
紫「お話、してください。桐山先生のこと信頼してますから。」
“年少さんに、おい、なんやねんおまえら、って怒鳴ってしまって。僕、だいきくんにやめなさい、って言ってしまったんです。そしたら、なんでともをまもらせてくれへんの、あきときらい、って。そっから、ずっとこんな様子で。僕は、僕はっ、、ともくんだけやなくて、他の子のことも、思いやって優しく教えられるようになってほしくて。正義感が強くて、なじめてへんかったともくんを、これだけ想えるだいきくんなら、きっとできる、と思ったから、、
へへっ、でもそんなんきっと自己満で、、2人をここまで限界状態にして、ダメダ、”
紫「ふふっ、やっぱ桐山先生を信じて良かったぁ!」
“えっ?”
紫「ダメダメなんかやないっすよ、、めちゃめちゃいい先生やないっすか!他の子のことも想えるような子になってほしい、、って、僕も思ってますから。ほんま、親みたいに大毅のこと想ってくれて、ありがとうございます!
ほな!ともくんまたな!」
「ばいばいっ、んっ、だいっ、」
ともくんが桐山先生の腕から抜けようとして、桐山先生がともくんを下へおろす。
「だいっ?また、あしたねっ、」
耳を塞ぐ大毅の顔を心配そうに覗き込んで、またあしたね、って。
部屋に入った時、大毅と離れたところで落ち着かせられてたのを見る限り、きっとともくんも、嫌な思いしたんやろうけど、、
それよりもいつもと違いすぎる大毅の様子が気になって仕方ないんやな。
再び目に涙が浮かんでくる大毅。
紫「大毅、またあしたね、やって。」
『うんっ、グスッ』
ともくんに泣いているところを見られたくないんか、うん、とだけ返して、俺のズボンに顔を埋める。
紫「ふふっ、ごめんな、明日には普通やと思うからさ。笑」
「コクッ」
紫「っしょ、ではまた。」
大毅を抱っこして、挨拶をする。
“はい!ほんまありがとうございました!あしたもむりせず!だいきくん、またあしたな?”
『ぷんっ!』
ぷんっ、て。笑
紫「すんません、笑」
“いえいえ、しょうがないっす。笑”
保育園をあとにして、帰り道を歩く。
さ、ここからどうしようかな、この怒りん坊さん。笑
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結毅。(プロフ) - みさらし団子べりー。さん» だいき見たいですか?!笑 しげ推しの自分からしたら嬉しいです!、笑 (2021年7月7日 22時) (レス) id: dcffaf345b (このIDを非表示/違反報告)
みさらし団子べりー。(プロフ) - 結毅。さん» いつもありがとうございます!情緒が行ったり来たりでまるでだいきみたいですね笑 お気遣いありがとうございますm(_ _)m 楽しみにしててください(*^^*) (2021年7月7日 22時) (レス) id: 209d8790b0 (このIDを非表示/違反報告)
みさらし団子べりー。(プロフ) - もちさん» そうですねありがたいことに沢山です(*^^*)じぶんが長いこと書いてしまってるのもありますが( ; ; )お気遣い本当にありがとうございますm(_ _)m (2021年7月7日 22時) (レス) id: 209d8790b0 (このIDを非表示/違反報告)
みさらし団子べりー。(プロフ) - ぽむむさん» ありがとうございます!そうですよね文化祭当日のお話読みたいですよね笑 (2021年7月7日 22時) (レス) id: 209d8790b0 (このIDを非表示/違反報告)
みさらし団子べりー。(プロフ) - Szkzさん» 初コメントまた感想ありがとうございます( ; ; )また書きますね(*^^*) (2021年7月7日 22時) (レス) id: 209d8790b0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みさらし団子べりー。 | 作成日時:2021年6月29日 22時