白虹のように儚いお話。(JW 赤×緑)

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紫side


パフェを食べ終わったら、2人はお絵描きを始めた。


きょうのできごとを描くんやって。笑


俺は様子を見ながら片付けをする。


夕飯、なににしよかな〜。


あ、せっかくやしリクエストに答えるか！


2人に聞きにいこ。


紫「大毅〜、ともくーん。」


『おとんっ、しーっ、、』


呼びかけたら小声で、顔の前に人差し指を立ててしーっ、と言われた。笑


紫「あっ、」


『とも、ねちゃってん。。ふふっ、かわええ。ﾂﾝﾂﾝ』


大毅の横でクレヨンを握ったまま寝てしまったらしいともくん。笑


公園から帰宅したときのは泣き寝入りやし、言うてそんな寝てへんからな。


画用紙には茶色でぐるぐる、黄色でギザギザ、パフェらしきものが描かれとった。笑


紫「ふふっ、天使みたいやな〜。お腹いっぱいやろうし、いつもならお昼寝の時間やもんね。


ともくん、楽しめてるみたいでよかったな？大毅。」


『おん。でもえ、パパにあげるっていうてた。


とも、よるなかへんと、ねれるかなぁ？』


紫「もしかしたら泣いてまうかもしれへんな〜？」


『とも、ないちゃったら、だい、とものことぎゅってしたらな、ともなかへんかな？』


紫「俺はともくんちゃうからわかれへんけど、、安心はすると思うよ。」


『あんしんってなに？』


紫「ともくんの心が落ち着くんちゃうかな、って。」


『ほんま！？だい、ともぎゅってしてねる！！』


紫「ははっ、たくましいなぁ？笑


あっ！そーや、今日夕飯なに食べたい？？」


『え〜、なんでともがねてるときにいうん？？』


紫「大毅はなに食べたいんよ？」


『ともと、いっしょのがええっ！ともが、おうちへようこそ〜やもん！』


紫「せやな？


ほな、ともくん起きるの待つしかないな。笑」



やっぱり、「いっしょ」がええみたいです。笑
　



まあ2人には「いっしょ」がよー似合っとる。



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