白虹のように儚いお話。(JW 赤×緑)

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紫side



「あっ、」


紫「ともくんどうした？」


「っと、えっと、、、、」


『とも？』


「あの、、」


紫「ん、ゆっくりでええよ。」


「っと、」


『あ！おむつ！？』


「、、ｺｸｯ」


顔赤くしながら頷いたともくん。


大毅はへいきでおしっこ！？とか言うてまうんかと思ったけど、笑


やっぱりともくんのこととなると言わへんねんな。慎重。笑


紫「ん、替えよか。」


まだおむつが外れてないともくん。


流星から預かった荷物からおむつを取り出す。


紫「ともくん、おむつはいつも自分で履き替えてるん？パパがやってくれてる？」


「おといれ、ともがっ、」


『ともじぶんでできるよなあ！！


ほいくえんでもだいがおといれいくときに、ともじぶんでかえてるで！！！！』


紫「そうなんや、すごいなあ。」


『あ！でもだいんちのおといれ、はじめてやんな？


だいもいっしょにいくっ？それともはずかしいっ？』


「っと、とも、なかっ。だいっ、おといれ、まえ、いてっ？」


『わかった！ひとりでなかはいるんやね！まえでまっとくな！！』


「ありがとっ、」


『おん！！いこ！！』


紫「大毅引っ張ったらあかんよ〜！」


『わかっとる！！』



ともくんはほんまにすぐ出てきた。笑


紫「っし、まぜまぜありがとうな〜。


火は危ないから、おとんがやるな？」


『「はーい、！」』


俺が卵焼き作るんをじーっと見てくる2人。笑


そんなに見られたら緊張すんねんけど。笑



最後の一巻き。


紫「おし、最後2人で一緒にやるか？」


火を止めて、卵焼きをじっと見つめる2人にそう声をかける。


『やるっ！』
「やり、たいっ！」

　
紫「おし、じゃあここ持って？


せーのっ！」


『できた！！』
「できたぁ、」


っし、これで卵焼きは無事完成や。


それを切って、一切れずつそれぞれのお弁当箱に入れさせる。


まだ保育園児やからそんな食べへんし。笑


紫「よし、ブロッコリーもそろそろやない？」


火を止めて、これまたそれぞれのお弁当箱へ。


2人とも目がキラキラしてきた。笑


紫「おっけい！」


あとは俺がきんぴらごぼうを作って、隙間にミニトマトを詰めさせるだけ。笑



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