白虹のように儚いお話。(JW 赤×緑)

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紫side



アニメを見終えてひと段落。


紫「よし、次はなにしたい？」


外遊びが大好きな大毅。普段はこのあと大抵公園へ行く。

ともくんの様子を伺う大毅。笑


『だいはー、んー、とものすきなことしたい！』


やっぱりともくんに合わせる気らしい。でも無理はしてへんと思う。

昔は雨の日とか外行けないって分かったらギャン泣きやったけど、ともくんと仲良くなってから、室内で遊ぶんもうまくなったし。


紫「ん、ともくんは？」

「だいっ、こーえんっ？」

『ん？』

「だいっ、こーえん、いきたいっ？」

ともくんも大毅の様子を伺ってて。

この2人はほんまに自己と気遣いのバランスがとれた2人やなー、なんて。

『とももいきたいならいきたいで！ともがおうちでなんかしたいんなら、だいもそれやりたい！』

「ぱふぇはっ？」

相当好きなんやな。笑

紫「パフェはおやつにしようか。3時。」

「ｺｸｯ ともっ、こーえんっ。」

そういった途端目キラキラになった大毅。笑

外行けるんはもちろん、自分がやりたいこととともくんがやりたいことが一致したんが嬉しいんやと思う。


『っしゃこーえん！おとん、だいのおべんとーつくって！？』

「んっと、」

『とももおべんとーほしい？おとんがつくってくれるで？』

「とも、おべんと、ほしいっ、やるっ、」

紫「やる？」

「えっと、はまちゃ、いっしょ、おべんとっ、」

紫「えっとー、」

一生懸命伝えてくれとるのにいまいちわからへんくて申し訳ない、、笑

『あー、おとんといっしょにおべんとーつくりたいん？』

「ｺｸｯ」

大毅さすがや、かなわん、、笑

紫「お、お手伝いしてくれるんかええよー！ やろ！一緒に！」

「ふふっ、おて、おてつ、、」

『おてつ、だい、やで！だい！おてつー、いうてぇ、だいのことよんだらええねん！笑』

「おてつー、だいっ、んふふっ、」

『いぇーーい！いえたな！おとん、だいもいっしょにつくりたい！』

紫「ほなみんなでやろか！」

『よっしゃあ！とも、おてつだいいっしょにやろな！』

「ｺｸｯ おてつー、だいっ、んふふっ、」

『かわいい！！おてつー、だいっ！』

「おてつー、だいっ、」

『せーのでいお！せーの！』

『おてつー、だいっ！おてつー、だいっ！おてつー、だいっ！』
「おてつー、だいっ、おてつー、だいっ、おてつー、だいっ、」


見事な合唱が始まってんけど。笑


『へへっ、ともかわいい！！』


いやあんたら2人ともかわいいで？笑



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