宇宙のような儚いお話。(JW 赤×緑)

よめい ページ26

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緑side.





突然ですが皆さん。僕はもう先が長くありません。


1ヶ月も持つんかなあ、くらいの感覚やねんけどね。


死ぬのは怖くない。


やけど大毅に何て言えばええのかわからへん。


それならいっそ別れてまおうか、








『なあなあ、とも！これ見てや！！』


「ん？なしたん」


『めっちゃ綺麗やない！？』


「ふふっ、綺麗やね」


『ここ北海道やねんけどな？今年の11月か12月に行こうや！』


「んー...せやねえ、」


『とも...？どしたん、？』


「大毅、」


『うん、？』


「、別れてや、」








あーあ、言ってもたよ。


大毅、どないな顔しとるんかなあ、


大毅のこと見れへん、







『は、？』


「...。」


『なんでなん、？嫌いになってもうた？他に好きな人出来たん？』


「もう、疲れたんよ、大毅の彼女で居ることも、大毅と話すことも」


『、あ、そか、』


「おん、そゆことやから」


『っ...。』









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あまりにも冷たかったやろか、


大毅、悲しんでくれとるんかな、


やけど、もうお別れなんやから冷たくてもいいやんな、




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《神山さーん、今日は体調どうですか？》


「いつもより少しだけやけど軽いです」


《今日は良い天気なので気分転換にでも外お散歩してきて良いですからね》


「はい」


《あ、もちろん体調が優れるときだけですよ？》


「わかってますよ、笑」








久しぶりに外、行ってみよかな、






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