宇宙のような儚いお話。(JW 赤×緑)

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緑side.






にいちゃんのこと名前で呼んでもうた、


なんか、恥ずかしいなあ


なんでにいちゃんのこと大好きやのに、付き合われへんのやろ。






「なあ、にいちゃん」


『大毅な、どした？』


「、大毅くん、」


『そやな、どないしたん？』


「なんで大毅くんのこと大好きやのに付き合われへんの？」


『うーんそやなあ、兄弟やし、男同士から、付き合われへん』


「なんで大好きって気持ちだけやあかんの？」


『大人になって、結婚したり赤ちゃん作らなあかんから、気持ちだけやあかんねん』


「大毅くんは、結婚とか赤ちゃん作ったりしたいん？」


『そりゃなあ、』


「っ、そか、」







大毅くんは、とものものやないんやった。


大きなったら女の子と結婚したり赤ちゃん作ったりするんに。


なんで、なんでともは女の子やないんやろ。


大毅くんとずっと一緒に居りたかったなあ。






「なあ、大毅くん」


『ん？』


「とも、大毅くんから離れた方がええ、？」


『は？なんでやの』


「やって、ともも大毅くんも大人になったら結婚するんやろ？せやから、ぎゅーしたりちゅーしたりしてちゃあかんかな思て、」


『ともは、結婚とか赤ちゃん作ったりしたい？』


「大毅くんと、」


『なら、大きなったらしよや』


「へ、？でも、女の子とするもんやろ？とも、女の子ちゃう、」


『せやで？やけど、俺はともとしたい』






とももしたい。


けど......





「とも、女の子やないから赤ちゃんできひん、」






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