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#003 ページ3
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俺、神山くんが耳聞こえないなんて知らんかった。
みんなにも優しいし、そんな素振り見せへんかったし。
神山くんに好きって言われてもうたよ。
神山くんを見る限り嘘ついてるようには見えへん。
悲しそうな、諦めたような目で見るから。
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「なあ神山くん」
「っ、」
「俺もな、神山くんが好き」
「へっ、」
「俺が、神山くんを守りたい。何かあったら助けたい。神山くんのそばに居りたい。」
「うそっ、」
「ほんま。神山くん、こんな俺でよければ付き合うてください」
「っ、はい、」
「ふふっ、ありがとう」
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神山くん、絶対俺が守るからな。
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作者名：べりー。 | 作成日時：2020年11月27日 19時
