秘密。 ページ32
今日は、まふくん主催のライブの日。
メインはまふくんだけど、シークレットゲストとして他にも沢山の歌い手が集まっていた。
ちなみに私も呼んで貰えた。えへへ。
ライブも無事に終わり、豪華な控え室では皆で写真を撮っていた。
スタッフ「はい、撮りますよ〜」
全員集合写真を撮り終わると、それそれが自撮りをしたり誰かと撮ったり。
「らいく〜撮ろうぜ〜」
私も何人かに誘われて、一緒に撮る。
その時少しだけ視線を感じて、ちょっとだけ周りを見渡す。
すると、少しだけ険しい顔のそらるがこちらを見ていて...
...こりゃ後でそらるさん怖いな。
そんな事を思いつつ、断れるわけもないので皆と写真を撮り続けた。
少しして撮り終え、楽屋にあった美味しそうなお菓子をつまむ。
部屋の隅っこにある大きめのソファーで少し休憩していると...
不意に目を誰かの手で覆われる。
「だーれだ」
騙す気なんてサラサラなさそうな、低い声。
『...そらる？』
私が答えると、パッと視界が開けた。
そらるはぐるりとソファーを周り、私の隣に腰掛ける。
何をするのかと思いきや、私の背中とソファーの間に手を回して少しだけ抱き寄せられる。
『え、ちょそら...る』
みんないるのに...！？
「...ばれなきゃいいでしょ」
えええ、そういう問題なの...
「...てかバレても良くない？俺のものだってわかるじゃん」
さらに手の力を強めてくる。
もー。抵抗できない私もだめだなぁ...。
さすがに怪しまれると思った私は、いい案を思いつく。
『そ、そらる、写真撮らない？』
「ん？あー確かにあんま撮ったことないな...」
私がカメラを向ければ、顔の前で手をキツネにしだす。
...それでも反対の手は私の腰辺りのままで。
バレませんように...！
そう祈りつつ、写真を撮って加工をして...
結局、そらるがまふくんに呼ばれるまで私は抱き寄せられていたのでした。
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「ねぇ、アレ見てよアレ」
「ん？おー、そらるさん」
「らいく困ってるやん...」
天月、luz、坂田にはバレていました。
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あゆめ - ヤバい。そらるさんカッコいい！私、そらるさんのリスナーなんですけどほんとカッコいい！ぷりんりんりんさんこの作品をつくってくださりありがとうございます。これからも頑張ってください！応援してます。 (2018年8月26日 12時) (
レス) id: 5d7f163d63 (このIDを非表示/違反報告)
ぷりんりんりん(プロフ) - フォレットさん» うわああありがとうございます(；＿；)めちゃめちゃ嬉しいし幸せです！！ (2018年8月25日 21時) (レス) id: dc44892b14 (このIDを非表示/違反報告)
フォレット - 最初から最後まで一気に読ませていただきました！とても面白かったです！ (2018年8月25日 20時) (レス) id: 12bb29eccb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぷりんりんりん | 作成日時：2018年6月11日 17時
