誕生日。 ページ25
まふまふside
真っ暗な部屋の中。
息を潜める4人の(いい年した)大人がいた。
ガチャリ、とドアの開く音がすれば_____
パァン！パァン！！
『そらる！！』
「「「『誕生日おめでとう！！！』」」」
いつもは眠そうな目を見開いて驚くそらるさん。
サプライズは大成功だな。
✄----------------------------✄
今日はそらるさんの誕生日。
僕、うらたん、天月、likeの4人でサプライズをしよう！ということになり、現在に至る。
未だに驚いているそらるさんを部屋の中央へ招く。
そこには、らいく...Aちゃんが一生懸命作ったケーキが。
しかもまさかの豪華二段盛りである。
いやあ、愛が深いねえ。(^^)(^^)(^^)
「え、すげえこのケーキ...！美味そう...！」
そらるさんの顔が、パッと明るくなった。
ちらりと横に視線を向けると、小さい体をさらに縮めて恥ずかしがるAちゃんが。
...きっと、褒められて嬉しいんだろうな。
「それ、らいくが作ったんすよそらる氏」
何故かうらたんが得意げに言った。
「え？そうなの？すげ、ありがと〜」
そらるさんがAちゃんの方を向いてくしゃっと笑う。
『喜んでくれたみたいで、良かった』
そのまま笑顔で見つめ合う2人。
...なんだこれ、僕らのこと見えてる？
僕らの視線なんて気にせずに、そらるさんはAちゃんの頭を撫で始めた。
そんな2人を遮るように響く少年ぽい声。
「はいはい、2人とも〜イチャイチャしなーい」
天月、ナイス。
『あ、す、すみません...っ』
「そんなイチャついてねーよ」
ちょっぴり不服そうなそらるさん。
いやいや何言ってんだ今確実に2人の空間だったぞ。
「まあまあ食べよーよ」
うらたんなんてもう呆れてケーキへと向かっていた。
そうだな、と僕と天月も諦めてケーキへと向かう。
『ちょ、ちょっとまって！？』
そんな僕達を止める、透き通った声。
皆一斉に振り向いた。
『ケーキ切る前に...ね？』
Aちゃんが、まだ少し赤い顔で問いかける。
...なにをするんだろう。
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あゆめ - ヤバい。そらるさんカッコいい！私、そらるさんのリスナーなんですけどほんとカッコいい！ぷりんりんりんさんこの作品をつくってくださりありがとうございます。これからも頑張ってください！応援してます。 (2018年8月26日 12時) (
レス) id: 5d7f163d63 (このIDを非表示/違反報告)
ぷりんりんりん(プロフ) - フォレットさん» うわああありがとうございます(；＿；)めちゃめちゃ嬉しいし幸せです！！ (2018年8月25日 21時) (レス) id: dc44892b14 (このIDを非表示/違反報告)
フォレット - 最初から最後まで一気に読ませていただきました！とても面白かったです！ (2018年8月25日 20時) (レス) id: 12bb29eccb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぷりんりんりん | 作成日時：2018年6月11日 17時
