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帰り道。
「今日、俺ん家来てよ」
突然の申し出にちょっと困ってしまう。
『明日仕事だしなー』
「...我慢するから、ね？」
可愛くおねだりしてくる。
...もう。
『わかったわかった、行くから行くから』
「やったね」
どうやら上機嫌な様で、ふふんと鼻歌を歌い出すそらる。
そらる家まで歩くと、玄関のドアを開けてくれる。
『ただいまーおじゃまー』
「おかえりーどうぞー」
そんなくだらない会話が続く。
「ねえ」
リビングのソファーに並んで座る。
そらるに引き寄せられ、ぴったりと肩がくっついた。
「さっき96猫に何言われたの？」
『え』
予想外の質問にドキッとする。
「なんかAの顔赤かったから...」
『え”』
なんだかもう今も顔が熱い。
『な、内緒』
話を逸らそうと話題を考える間もなく。
「だめ。気になる」
いきなりぐっと近づくそらるの顔。
キスされる...！と思い目を瞑るのに、なぜか唇が当たる感触がなかった。
不思議に思い恐る恐る目を開ければ、後少しで唇が当たる所にあるそらるの顔。
『わっ...！』
逃げようにも、頭の後ろをそらるの手ががっちりガード。
おまけに反対の手は私の腰あたり。
「言うまでこのままね。早く言って」
もう言うしかないと分かり、ヒュッと唇を結んだ。
『...96ちゃんが、そらるとど、どどこまでしたか教えてって...』
目を瞑って答えた。
「よくできました」
チュッと触れるだけのキスをされる。
「なんて言うの？96猫に」
ニヤニヤしながら聞いてくるそらる。
『知らないもん...』
ぷいっとそっぽを向く。
私の反応見てそらるは楽しそうに笑うと、急に覆いかぶさってきた。
『えっ、そ...っ』
深くキスされ、何も言えなくなる。
「ごめん、やっぱ我慢できない」
じっと私の目を見てくる。
「96猫に、こんなことしてるって...言うの？」
そういって首筋を舐めるそらる。
『っやんだ...め』
「１回だけ、ね、１回だけ」
結局彼に甘い私の負けで、１回で収まるわけないのもわかっていてそれを受け入れる。
そらるの愛で溺れてしまいそう。
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あゆめ - ヤバい。そらるさんカッコいい！私、そらるさんのリスナーなんですけどほんとカッコいい！ぷりんりんりんさんこの作品をつくってくださりありがとうございます。これからも頑張ってください！応援してます。 (2018年8月26日 12時) (
レス) id: 5d7f163d63 (このIDを非表示/違反報告)
ぷりんりんりん(プロフ) - フォレットさん» うわああありがとうございます(；＿；)めちゃめちゃ嬉しいし幸せです！！ (2018年8月25日 21時) (レス) id: dc44892b14 (このIDを非表示/違反報告)
フォレット - 最初から最後まで一気に読ませていただきました！とても面白かったです！ (2018年8月25日 20時) (レス) id: 12bb29eccb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぷりんりんりん | 作成日時：2018年6月11日 17時
