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そらるside
ドアを開けると、ベットの中央に蹲って動かないAがいた。
「どうしたの」
『なんでもないです...忘れて下さい...』
消え入りそうな声で弱々しく呟く。
俺はベットに近づくと、Aの頭を撫でた。
「別に可愛かったから大丈夫」
グワアァァァとAが瀕死になった。
『それ大丈夫じゃないぃぃいい』
ベットに倒れ込み、一瞬だけ少し見えた胸元。
俺はそれを見て、思わずAに覆いかぶさった。
声も出せずに固まるAに深く口付ける。
舌が絡みあい、どんどん呼吸が荒くなっていった。
『...ふ、はぁ』
「これでも我慢してるんだし、あんま誘うとすぐに襲うから」
それだけ言って寝室を出た。
パソコン部屋に戻り、またヘッドフォンをつけて作業をする。
ふと。
後から急に抱きつかれた。
それなりにびっくりして、パソコンを動かす手を止める。
...襲ってほしいのか？こいつ。
「なに」
音を止めて首を少し傾げるけれど、俺の位置からはAの顔は見えなかった。
俺の背中でモゾモゾやっているかと思いきや、突然顔を上げて首元に顔を埋めてくる。
「おいおい？Aさん？」
もう少しだけ首を傾けてみる。
すると腰辺りに回っていた手が、俺の頬に優しく触れた。
目が合い、その透き通った目に魅入っていると顔が近づいてきた。
そのまま優しくキスされる。
唇が離れると、また目が合う。
『あ、あのえっと、さっきそらるが居なくなっちゃう夢みて、』
「うん」
『怖くなった、から、』
「うん」
...ちょっと、やばい。
『ちょっとだけ、くっついてたい、です』
そんな目の前で顔を真っ赤にされると。
かわいい、、。
「...勝手にくっついてて」
これ以上見ていると危ない。
瞬時にそう判断した俺はパソコンに向き直った。
少しだけ、顔が熱い。
『...うん』
背中に伝わる温もり。
Aが可愛いこと言うから...。
今は少しだけ、暑かった。
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あゆめ - ヤバい。そらるさんカッコいい！私、そらるさんのリスナーなんですけどほんとカッコいい！ぷりんりんりんさんこの作品をつくってくださりありがとうございます。これからも頑張ってください！応援してます。 (2018年8月26日 12時) (
レス) id: 5d7f163d63 (このIDを非表示/違反報告)
ぷりんりんりん(プロフ) - フォレットさん» うわああありがとうございます(；＿；)めちゃめちゃ嬉しいし幸せです！！ (2018年8月25日 21時) (レス) id: dc44892b14 (このIDを非表示/違反報告)
フォレット - 最初から最後まで一気に読ませていただきました！とても面白かったです！ (2018年8月25日 20時) (レス) id: 12bb29eccb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぷりんりんりん | 作成日時：2018年6月11日 17時
