＊ ページ13
すっぽりと腕の中に収まる私。
「そー。俺のりゃいくだから誰にもあげないもーーーん」
「ねーーーりゃいくー」
またすりすりと私に甘えてくるそらる。
動揺しすぎてお酒を今にもこぼしそう。
私の目線から3人の表情は見えなかったけれど長めの沈黙が続いた。
その間も私はずっとそらるの腕の中。
「そ、そらるさん大胆...ですね...」
さかたん引いてるよ...そらる...
「人前でなにしてんだ」
うらたんまでやめて...
私はできる限りの力でそらるから離れる。
そして、まふくんたちに向き直った。
「で？本当にそーゆー仲？」
単刀直入にうらたんが聞いてくる。
私が焦っていると、またそらるの腕が私に伸びてきた。
私と肩を組んだそらるは、呂律は回ってなかったけれど。
しっかりと言い放ってくれた。
「りゃいく俺のだもん...」
その後、そらるはそのまま私の方に倒れ、膝枕状態で抱きついてきた。
突き刺さる3人からの視線。
なんとか手を解こうにも、なかなか強い力で抱きしめているらしく一向に解けない。
『すみません...こんなので』
私が謝ると3人は苦笑を浮かべながら、まあ呑め呑めとお酒を勧めてくれた。
しばらくして、そらるが急に起き上がった。
「おれちょっとねてくりゅ...」
「まだ呂律回ってないですねwww」
まふくんがとっても面白そうに笑っている。
『大丈夫？歩けるの？』
私が立ち上がろうとすると、そらるは黙ったまま手でそれを制した。
バッチリと目が合う。
『...そらる？』
私と目を合わせたまま、動かないそらる。
と思ったら、いきなりそらるの顔が近づき、チュッと触れるだけのキスをされた。
...！？
頭が真っ白になっている私をよそに、さらに耳元でとんでもないことを囁く。
満足したのか、私を見て無邪気に微笑みスタスタと歩いて行ってしまった。
皆に見られている恥ずかしさと、そらるのせいで体の芯から熱くなる。
しばらく俯いて顔を手で覆った。
「ひょわぁ...やっぱりそらるさん大胆...」
「あいつへんたi」
「らーちゃん大丈夫？www」
3人から慰められる。
恥ずかしくてもうここで死んでしまいたい。
「らーさんそらる氏に何言われたの」
うらたんに聞かれ、さらに死にたくなる。
『...秘密』
「えっ！なになに気になる〜」
ああもうさかたんまで...
思い出すだけで熱が上がってしまうのに。
_続きは後でしよ？
その後、愛されました。
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あゆめ - ヤバい。そらるさんカッコいい！私、そらるさんのリスナーなんですけどほんとカッコいい！ぷりんりんりんさんこの作品をつくってくださりありがとうございます。これからも頑張ってください！応援してます。 (2018年8月26日 12時) (
レス) id: 5d7f163d63 (このIDを非表示/違反報告)
ぷりんりんりん(プロフ) - フォレットさん» うわああありがとうございます(；＿；)めちゃめちゃ嬉しいし幸せです！！ (2018年8月25日 21時) (レス) id: dc44892b14 (このIDを非表示/違反報告)
フォレット - 最初から最後まで一気に読ませていただきました！とても面白かったです！ (2018年8月25日 20時) (レス) id: 12bb29eccb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぷりんりんりん | 作成日時：2018年6月11日 17時
