信じた夢が叶うまで Sho.Hirano

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衝撃的だった。


今までそんなことなかったから、きっと間違えてるだけ






っていうか、名前！知っててくれた！






紫耀「うちのクラスで後輩に好きな子いるって言ってる人いて、」





そんな私なんて限んないじゃないですか





紫耀「Aさんだって。俺のこと好きなんだったらその人達に申し訳ないな」





『ほんとですか？』









私なんて。





好きになってもらうような人じゃない



みくみたいに可愛くもないし、優しいわけでもない。




紫耀先輩みたいにみんなに慕われてるわけでもないし、




紫耀先輩が初恋だから誰とも付き合ったことない







『うちのクラスでもみんな言ってますよ？紫耀先輩のこと』



紫耀「おれ？」





『はい。カッコイイって』








『みんな顔だけ。それ、あんまり嬉しくないんだ』





初めて聞いた本音





紫耀「だから、顔だけじゃないってAさんが言ってくれたの嬉しかったよ」









『ありがとうございます』







紫耀「そういえばなんで俺なの？」




"なんか良いことしたっけ？"





先輩はやっぱりあのことを覚えてないみたいだ





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